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2012年2月 4日 (土)

好きな時代劇② 「用心棒」

黒澤明映画監督が若い頃につくった時代劇映画は、結構マンガっぽくて好き。

七人の侍」は、旅をしながらメンバーを集めて敵を退治するところが、大掛かりな「桃太郎」の話みたいだし。

「隠し砦の三悪人」は、姫というのにショートパンツみたいなのをはいて、大胆に太ももをあらわにしてる服装は、時代的にありえない格好だ。ちなみにこの映画のサブキャラの2人が「スター・ウォーズ」のC-3POとR2-D2のモデルもとになったのは有名な話。

それはともかく、ここでは「用心棒」の話、どうして面白いのか?!の説明です。

「用心棒」1961年。1時間50分。黒澤明監督

出演:三船敏郎(サムライ・桑畑三十郎)、仲代達矢、東野英治郎(権爺)

ストーリー:

ふらりと立ち寄った町は、もとは絹で栄えたところだったが、今や二つのやくざ組織に支配されて荒れた状態になっていた。

食事をするため入ったところの居酒屋のおやじ権爺は、情報通でいろいろなことを、見知らぬその旅サムライ・桑畑三十郎に説明してくれた。

三十郎は、金を稼ぎつつ2つの組織どうしを闘わせて壊滅をもくろむが失敗。

そのやくざにさらわれた人妻を逃がしたことでボコボコにされてしまう。

なんとか逃げ出し、権爺の助けをかりて再起を図る。

そして敵のピストルに対し日本刀で立ち向かうのだった・・・・。

「ある町にフラり現れた主人公が、対立する2つの組織に近づき双方をあざむき、最後は全滅させて去っていく」という筋は、この作品以前から使われている手法だそうだが、スカッとするつくりだ。

でもわたしが注目するのは、「もともとすごい才能を持ってる主人公が、何かしらで痛い目にあい復活する」というところ。

この映画では、

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・ボコボコにされてひん死になり、権爺に助けられる。

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・唯一持ってる武器(刀は敵に取られた)出刃包丁で、風に飛ぶ枯葉を射止める練習をする。

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・強くなって敵に向かう。(出刃包丁の使い方が決め手となる)

この「一回敵にやられて復活する」パターンはいろいろな映画でも使われていて、有名どころでは次の作品もそうだろう。

・しつこいようだが「ルパン三世 カリオストロの城」では、クラリスを守って傷を負ったルパンが峰不二子の助言で策を練り敵陣に乗り込む。

・ジャッキー・チェンの「○○拳」とある’拳シリーズ’では、じいちゃんが殺され特訓して敵に挑む。

・応用編になると「魔女の宅急便」も、スランプで空を飛べなくなるが、いろいろあったのちに飛べるようになる。といった戦いではない場面での使用法。

ひとりで強くなったのではなく、力強い味方、頼れる仲間の存在で努力して強くなり復活するところが心地いいのだ。

この手法が入ってるものは結構人気作品になってる気がするけどいかがでしょうか?

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