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2012年3月10日 (土)

本・大草原の小さな家

「大草原の小さな家シリーズ」のこの本は、この主人公であるローラ・インガルス・ワイルダー(1867年~1957年)が、64歳のころから90歳頃までに書きとめた回想録である。1880年代の頃のアメリカ開拓民の生活が事細かに描かれていておもしろい。

前半の本のストーリーは自給自足の生活が書かれてるので、「鉄腕DASH」のような番組が好きならば、なおさら興味深いだろう。

apple  apple  apple

1巻「大きな森の小さな家」

森の中での暮らし。父さんは獣を撃ち毛皮をはいでは町で現金にして生計立てている。その肉で母さんは食事をつくる。ウサギ、鹿、熊、鳥、なんでも食べる。一番おいしいのは豚肉。豚を飼育してとさつしたら部位ごとに調理保存。かわいそうな場面でもあるけどさらっとした表現で、細部までも無駄にしないみごとな調理のほうに意識が向いてしまう。親戚集まってのダンス。銃のお手入れと玉のつくり方。風呂の入り方。バターつくり。カエデ糖のつくりかたなどの日常風景。ローラ5歳のころのはなし。森に人が込み合ってきたので引越す。

2巻「農場の少年」

ローラの夫となるアルマンゾの少年時代のはなし。ローラの家族と違って裕福な生活をしている。この本でも日常が事細かに描かれている。

3巻「大草原の小さな家」

決死の川渡り。草原に丸太で家を簡単に建てる。井戸を掘るとき事故がおこる。得体のしれないインディアンが家の中に踏み入れる。マラリアに家族全員かかるが、たまたま通りかかった黒人の医者に助けられる。兵隊が移住者を追い払いに来るというのでまた引っ越し。

4巻「プラム川の土手で」

引っ越し先の家は、土手下にあいた穴一間の部屋。今回も簡単に家を建てる。はじめて学校へ行く。いじめっ子ネリー・オルソンに出会う。父さんの遭難。イナゴの大群に襲われる。草原の火事が起こる。いい仕事をすすめられてまた引っ越し。ローラ8歳。

5巻「シルバー湖のほとりで」

しょう紅熱で姉のメアリーは失明。長年連れ添った番犬ブルドックのジャックの死。はじめて汽車に乗る。ホテルでの食事。西部の鉄道工事にあるちゃんとした家に住むことになり、その家のたくさんの保存食に驚く。通りかかった移民たちをもてなし収入を得る。農地を見つけまた引っ越し。

6巻「長い冬」

番外編。主役は父さんとアルマンゾ。季節外れの豪雪で汽車が不通になり、町が孤立。餓死か凍死の危機がせまる。ローラたちも食べ物燃料を切り詰めてやりくりをするが・・・。

7巻「大草原の小さな町」

盲目のメアリー大学へ行く。メアリーの大学資金のため、ローラ裁縫のバイトをする。学校でローラとキャリーは、ネリーと先生にいじめられ戦う。将来の夫、アルマンゾ(25歳)に出会う。ローラ15歳。

8巻「この輝かしい日々」

15歳でローラは先生になり、他の学校で生徒に勉強を教える。泊まっている家の夫婦ケンカに怯える。18歳結婚、新居に住む。

9巻「はじめの4年間」

ローラ結婚後の話。長女ローズを出産。家が火事になる。

maple  maple  maple

本の順番は上の通り。出版社によって「長い冬」は番外編扱いになってる場合もある。

私の買私が好きな話は3巻の「犬ジャックの川渡り」の場面。5巻の「鉄道工事付近での暮らし」。8巻の「アルマンゾの吹雪の中の決死の迎え」の場面。

Photo

typhoon  typhoon  typhoon

内容は女性が書いてるので、全体的にほんわかして淡々としているけど、災難の場面も多い。色々な苦難でも、知恵を働かせて回避しようと努力している。ふだんから心の準備してなければとっさの時にこんな行動はできないものだろう。

「大草原の小さな家」(大草原の大火事)

草原が大火事になり、火の手がせまる。家の周りに防火溝を掘り、外側に火をつけ(迎え火)そしてすぐに消すの繰り返しをして、火事をやりすごすことに成功。家と家畜も無事だった。

「プラム川の土手で」(イナゴの大群)

麦の収穫間近になって、空が暗くなるほどのイナゴ(バッタ)が襲来した。肥料を燃やし煙をたてて虫をいぶすが惨敗。結局イナゴは州全体の草木を食べつくした。

「農場の少年」(季節外れの霜が降りる)

7月というのに寒く、霜が降りて作物が凍りだした。夜通し作物に水をかけ回避をはかる。4分の3の作物を守ることができた。

「長い冬」(長い期間、豪雪にみまわれ町が孤立無援の状態)

燃料として、馬のえさであるわらをよじり固くして燃えにくくしてから使用。尽きた小麦粉のかわりにべつのもので調理し食いつなぐ。誰一人死ぬこと無くすんだ。

「いつどんなことがおこるかは、だれにもわからないんだよ。最悪の場合の心づもりさえしておけば、最善のことをのぞめる足がかりだけはできる。われわれのできるのは、そのくらいのことだ」    by チャールズ・インガルス(父さん) (「長い冬」から)

いぶ前に読んで、印象に残っていたところを紹介してみました。ざっと読み返すだけでも4日もかかって、何度か挫折し、ブログネタにするのはやめようかと思ったけど、せっかくなので載せることにしました。速読が出来ればなぁ・・・。書批評は難しい。

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