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2012年3月26日 (月)

ジョージ・ポットマン 「メガネ史」

「ジョージ・ポットマンの平成史」(2011.10.1~2012.3.25テレビ東京)。

人に勧めるにはちょっとためらうような番組だけど、なかなか着眼点がおもしろい。

ベースはエロで下品でふざけたかんじだけど、歴史の文献から漫画にいたるまで、いろいろな角度から大学教授などのすごい方々が検証していて、まじめなつくりとなっている。(たぶんR15指定sweat02

わたしは昔からメガネっ娘(こ)で、常々、「メガネをかけること」に対する世間の冷たさを感じてきた。
自分自身でさえメガネにはいいイメージは持ってない。

真面目、ブス、おしゃれじゃない、・・・など、負のイメージだ。

それはなぜか?

次の「ジョージ・ポットマンの平成史」の22話で検証している。(ざっと紹介)

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The 22th chapter「なぜ平成時代 メガネ美人がブームなのか?」

今、おしゃれ界で「伊達メガネ」マストアイテムになっている。Photo
原宿の若者の伊達メガネ着用率は82%。
ほとんどの人が視力は良く、レンズなしの大きな黒縁メガネをつけている。

<眼鏡のはじまり>

日本最古のメガネは、京都市にある創建1509年の「大徳寺 塔頭寺院大仙院」に保管されている、室町幕府 第8代将軍 足利義政公(1436~1490)が実際に使用したというメガネ。downwardleft

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1624年には、朱印船船長 浜田谷弥兵衛が外国でメガネ製作技術を習得し、金持ちなど上流階級の人たちが使うようになった。メガネ=金持ち

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<眼鏡の流行>

明治6年、朝倉松五郎が安価につくれるメガネ技術を習得。眼鏡ブームがおこる。
「近頃はベラボウに大きな眼鏡をかけることが流行りだし」(明治22年「流行新聞」)

明治41年「ゴールド眼鏡のハイカラは♬ 都の西の目白台 女子大学の女学生♬ 片手にバイロン ゲーテの詩 口には唱える自然主義♬」(当時の歌。日本女子大学の女子たちは金縁眼鏡だと歌っている )メガネ=知識人

メガネ男子流行。

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小説にも、知識人でモテるメガネを掛けた男が登場。
「金色夜叉(富山唯継)」尾崎紅葉、「其面影(小野哲也)」二葉亭四迷、「虞美人草(小野)」夏目漱石

大正時代。伊達メガネ流行
「眼鏡は、肉眼に、欠点なき者までがかけることになった。虚栄、勉学読書のために近視眼になったらしく装う」(大正11年「奇態流行史」)メガネ=モテのアイテム

<眼鏡人気の衰退>

日本の指導者や知識人の多くがメガネを愛用していた。

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そこに着目してアメリカは、第二次世界大戦中、映画や娯楽作品には悪役日本男子メガネ男子として描いた。

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それは戦後になっても変わらず、「ティファニーで朝食を」の映画でもネガティブ日本人はメガネをかけている。

<メガネの受難>

戦後GHQは日本に対し、3S政策をとった。スクリーン(ハリウッド映画)、スポーツ(野球)、セ◯クス(キャバレー、ダンスホール、キスシーン上映)によって、政治から日本国民の興味をそらせその間に、占領政策を行おうという趣旨のもの。そして日本は「六本木族」「太陽族」などの不良文化がひろまっていった。

こうした文化では「知識人」のような存在は当然地位が低下し、1955年には知識人のことを「がり勉」と揶揄されるようになった。
「真面目に勉強するやつダサい」といわれるようになり、「テスト勉強するだけでうらぎりもの」、「小心者」といわれるようになった。
1980年代になってもこのイメージは継続し、メガネ人間は「女にもてない」「セ◯クスも下手」「出世もできない」と週刊誌などに書かれるようになり、この傾向は女子にまで広まった。

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メガネ=不美人、モテない、ダメなひと

<負のイメージのメガネキャラ>

「ドラえもん」ののびた、「キテレツ大百科」の苅野勉三、「ちびまる子ちゃん」のミギワさん、「つるピカハゲ丸くん」のブスねーちゃん。

<メガネをはずすと美人キャラ>

「翔んだカップル」のアキミ・スギムラ、「クキングパパ」のお母さん

<平成伊達メガネブーム再到来>

平成に入ると、経済的な格差が一層広がり、ネット社会が到来して、目立った人を簡単に叩くことが出来るようになった。
2006年のホリエモン逮捕や亀田一家にみられるように、違法性を追求するばかりでなく、その人格を否定するような、異常なまでに「出る杭は打たれる」時代となった。

「変顔」「方言」「アヒル口」「八重歯」「メガネ」=自分出すぎてないですよアピール

いまや美人やおしゃれな人は、隙を見せるために伊達メガネをするようになったという結論。

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一つの事実も、見方によりいろいろ解釈も変わっていくので、「そういうとらえ方もあるのか」と思う程度で見るといい。

どこまでがほんとで嘘かわからないからね。

この番組は、「CBB共同制作」「ヨークシャー州立大学歴史学部教授ジョージ・ポットマン」と銘打ってるけど、実在しないとウィキペディアに書いてあるから。

なんかまとまってないけど、面倒なので、これでおしまい。

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