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2012年9月17日 (月)

樋口一葉・たけくらべの地へ

今年は樋口一葉生誕140年です。

彼女のの名作「たけくらべ」の地を訪ねてみました。赤いところだけ・・・。downwardleft

千束稲荷神社」「一葉旧居跡碑」「大音寺」「吉原神社」「鷲神社」「見返り柳」「三島神社」「朝日弁財天」

私の適当な解釈の「たけくらべ」のあらすじ:

反対側にまわれば吉原の唯一の入り口の大門があり、(帰る客が去り際に振り返える場所に)見返り柳がある。
吉原の裏手にある町は、「大音寺前」と名前は仏くさいけど、陽気なところだ。
三島神社を曲がったあたりには、長屋住まいがあり、多くの人が吉原関係で働いている。

美登利は14歳の美少女。
3年前から姉が遊女となって稼いでいるので、暮らしは豊かになり、田舎者とバカにされることはなくなった。
姉は人気者の遊女で、お客からのプレゼントもたくさんもらう。そんな姉を美登利は誇らしく思う。
ずっと姉が人気があるようにと稲荷神社でよくお参りするのだった。
いずれ自分も遊女になるのだが、辛い裏側のことは何も知らなかった。

美登利は姉に会うたびなじみ客からお小遣いをもらったりしてたので、お金をたくさん持っていた。
友達に豪快におごったり、ふるまいはまるで女王さま気取り、それでも町の人は美登利の好きなようにさせていた。
吉原に入ったら、死ぬまで外に出られないのを周囲の人は知っていたからだった。

8月20日は、「千束神社まつり」の日。
酉の市をのぞけば、年に一度の大イベントだ。
そこへ横町組の長吉(16歳)が殴り込みにやってきた。
長吉の仲間の三五郎を、ライバルの正太郎(13歳)が取ったと怒ってるのだ。
正太郎はたまたま留守だったので、居合わせた三五郎は、長吉たちに15人がかりでボコボコにされてしまった。
ちょうど美登利がそこにやってきて、「わたしが相手になるわよ!」と仲裁に入った。
すると、長吉は、泥草履を美登利の頭に投げつけ、
「俺には龍華寺の信如(しんにょ)がついてるんだからな」
といって、おまわりさんが来る前に逃げ去ってしまった。
「親にも頭は殴られたことがないのに。頭を踏みつけられたのと同じだわ」と落ち込むと同時に、信如が自分をを「女郎、姉のおこぼれもらう乞食」と言ったと思い、美登利はショックを受ける。

少し前のころ、美登利と信如(15歳)は惹かれあっていたが言葉や態度に表すことはなかった。
ある時、信如が転んで泥だらけになったのを美登利が介抱してると、「結婚するんだろう?」とはやし立てられ、噂になってしまった。
内気な信如は、それ以来美登利のことを無視し避け続け、ついには疎遠になってしまったのだった。Photo_11




ある雨の日、信如は、傘が飛ばされそうになり踏ん張ったら、下駄の鼻緒が切れてしまった。
鼻緒を直そうとひさしの下に入ったが、そこは美登利の家の門。
信如は急いで直そうとしたが、慣れてないのでなかなか直せないでいた。
するとたまたま家の中から美登利はそれを見ていて、「誰かが鼻緒が切れて困ってる」と、きれはしを持って向かうと、すぐに信如だということに気がついた。
信如は振り向き美登利に気が付いたが、やはり無視をする。
美登利は、先日の事件の文句を言うつもりだったが、なにも言えなかった。
沈黙が流れる中、母親に呼ばれた美登利は、急いできれはしを投げ入れて、立ち去った。
信如は、下駄を直せないまま立ち上がり、布を拾おうかと迷い振り返ったところ、長吉が現れ、「俺は裸足で大丈夫だから」と親切に下駄を貸してくれたのだった。
そして布はさみしく、そのまま地面に置き去りに・・・。

ある日、門にすいれんの作り花が刺してあった。
かつて信如に「すいれんが欲しい」と言ったことを美登利は思い出した。
その日、信如は僧侶学校へ転校したという。

しばらくして、美登利は島田という大人の髪形にして、着飾っていた。
美登利は、ようやく遊女というものが自慢できるものではないことを理解したのだった。
天国から地獄に落された気分。
物事の真実を理解した美登利は、「大人になんかなりたくない」と泣き、
男とか女と気にせず遊べた子どものころに戻りたいと願うのだった。
すっかりおとなしくなった美登利に、世間は「面白い子だったのに・・・」と残念がるのだった。
(おわり)  疲れた・・・

◆一葉記念館◆ 入館料 300円 

Photo

◆一葉記念館前の公園◆
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遊具に人力車の絵。右は、一葉の石碑(昭和26年建てられた)

◆一葉旧居跡碑◆
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一葉が10ヶ月だけ住んだ場所で、竜泉寺町の印象を歌でよんでいる。
「うずうら鳴く声も聞こえて花すすき まねく野末の夕べさびしも」

◆千束稲荷神社◆
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物語では、ここのお祭りのときに、美登利は草履をなげつけられたのだ。
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◆鷲(おおとり)神社◆ 酉の市発祥の神社。

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一葉の石碑。右端は、正岡子規の詩の石碑。

◆大音寺◆

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何もなかった。

◆吉原弁財天◆ 吉原遊女のための慰霊の神社

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1923年の関東大震災のとき、町中が火の海になった。
吉原遊郭にも火の手があがったが、唯一の出入り口・大門を逃亡防止のために締め切られたため、逃げ道を失った遊女たちは、敷地内の弁天池に飛び込み、490人が溺れ死んだといわれる。
その供養の神社。

 

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