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2013年9月 8日 (日)

「なぜ自殺を止め・・・」の感想文

NHKの「僕はなぜ止められなかったのか?~いじめ自殺・元同級生の告白~」を見た。

真矢くんは、いじめを苦に、中学3年生だった6月7日の12時45分頃に自殺した。
自殺する直前には、15人の友達にメールを送り、親友の小島くんだけには
「もう恨んでないよ」という言葉を送った。
小島くんは、そのときたまたまケータイを自宅に置き忘れ、メールを見たのは6時間後のことだった。
「自分に自殺を止めてもらいたかったのではないか?」「自分なら止められたのではないか?」
自殺から3年経った今でも、高校3年生になった小島くんは、
「助けられなかった」という後悔の念から、
月命日には、毎回、真矢くんの家に数人の友達とともに泊まりに来ている。
といった内容。

いじめ専門家との話し合いなどはなかった。
今も悩み悲しみ続けている家族や小島くんに対するカウンセリングなどもなし。
一般の当事者がそうであるように、当人たちが自問自答を繰り返す現状を番組は、ただ映していた。
そういう番組があってもいいのかもしれないが、
なにかすっきりしない後味。
どうしたらよかったのか、これからどうすればいいのか、
を視聴者に考えさせるために放送したのだろうけども、
専門家や心のケアの場面も欲しかった。

いじめはいろいろなパターンがあり、
どの程度我慢できるかも、その人それぞれだったりする。
だけど、年代問わず、こうされたら辛くて我慢できない、こうされたら自殺するという流れ、
行動パターンや法則があるように思う。
そのとき自殺してなくても、時が経った頃に自殺する人もいるのだ。
心の傷は、じわりじわりと広がって、時間をかけて精神をむしばんでいくこともあり、
これは、いじめのトラウマというもので、自殺はしなかったものの、
ふつうに日常生活を送れなくなった人は多い。
死ななかったから、いじめはそれほどのものではなかった、というものではないのだ。

いじめを受けている人の心理は、加害者や傍観者には、想像できず理解できないらしい。
私には、真矢くんの心理状況が見えた気がしたので、検証してみた。

<自殺するまでの流れ>
真矢くんは中2の頃は、お調子者としてクラスで人気だった。
多少の悪ふざけにも笑って返すので、日増しにに悪ふざけはエスカレートし、
いじめっ子から、人前でパンツを下げられることもたびたびあった。
その噂は、他のクラスの親友の小島くんの耳まで届いたが、本人が笑ってるので、気にしなかった。
中3になり、真矢くんと小島くんは一緒のクラスになったが、いじめっ子も同じクラスだった。
体育祭の応援団長にそのいじめっ子たちに決まり、結果、最優秀賞をもらった。
打ち上げ後、真矢くんは、積年の恨みを持って、いじめっ子の教科書をズタズタにし、
そのことを小島くんだけに、打ち明けた。
次の日学校へ行くと、「真矢君が教科書を切った」という噂が広がっていて、
周りから「体育祭の立役者にひどいことをした人」という白い目で見られるようになった。
教科書事件から20日後、両親にはいじめのことは話さず、
周囲には最後まで普段通り明るく振る舞い、自殺したのだった。

<私の見解>
①の「お調子者だった・・・」
中学生になると、小学生のときのやり方が通用しなくなる。
考え方や行動が変わるので、小学生の時のような子供っぽさは、いじめの対象になりやすい。
中1のころは、みんなもまだ小学生気分が抜けない所もあって大丈夫だったが、
中2あたりで、浮いてしまった、または目立ってしまったのかもしれない。

②③「何度もパンツを下げられた」
いじめの中で「パンツを下げられる」行為は、重度の位置にある。
先生はこの件についてどう行動したのか再現では出てなかったが、なにもしなかったのではないか?
周りから「あいつのパンツをおろしても怒られない」というふうに軽く見られ、
何度もやられる結果となった可能性がある。
噂は他のクラスまで届くほどだったから、先生が知らないわけがない。
先生は、このとき加害者になにか処罰をすべきだった。
また、原因はどうあれ、パンツを下げたことは悪いことだから、謝らせるべきだった。
被害者が「大丈夫です」と言ったとしても(これはやせ我慢で言ってるだけだから)、
「悪いことをすれば怒られますよ」ということを周囲に分らせなけらばいけなかった。
でないと、このいじめっ子がたまたま転校して去ったとしても、状況を知ってる中から
同じようなことをする者が現れるからだ。

②③「本人が笑ってるので気にしなかった」
いじめっ子のほとんどは、「いじめにあってることは恥ずかしいので認めたくない」、
「大事(おおごと)にしたくない」という思いから、笑ってごまかしてる。
「つらい気持ち・悲しい気持ち」をオフにして、見ないようにしてるので、
本人もいじめに気付いてない場合が多い。
だから、「本人が平気そうだったから、いじめではない」という判断は危険。
封印されてた「辛い気持ち」などがオンになったとき、自殺することになる。
この場合は、パンツ事件から時間が経ったころに気持ちがオンになり、
我慢できない怒りがこみ上げたと思われる。
「一般的に聞くいじめの行動」と同じ行動がみられた時、それは「いじめ」と思ったほうがいい。

④「いじめっ子も同じクラスだった」
学校によっては、受験を控えてるため、3年生ではクラス替えせず、
2年のときと同じ顔ぶれのままにするところがある。
だが、’親友の小島くんが3年で同じクラスになった’とあるので、クラス替えはあったようだ。
なぜ、先生は、2年生の時の問題があった、いじめっ子と真矢くんを同じクラスにしたのだろう?
ここが大きな問題だと思う。
ひどい目にあわされた人と一日中顔を向きあわせなければいけない気持ち。
別々の教室だったら、授業中は嫌な過去を思い出さないで済み、徐々に忘れる方向へいっただろうに。
いじめっ子の些細な行動やしぐさが、いじめされた状況を思い出させることがあり、
怒りが増幅した可能性がある。

⑥「教科書をズタズタにした」 
「死ぬ前に仕返しをすればよかったのに」と世間は考える。
だが、運や戦う能力がない場合、それは難しい。
いじめの標的になるのは基本心が優しい(弱い)ので、暴言や暴力は出来ない、という心の設定になっている。
真矢くんも本当は、自分がされたように人前でいじめ子のパンツを下すなどをして、
仕返しをしたかっただろう。
だが、チャンスや勇気がなくて出来なかった。
とはいえ、もう我慢の限界で、「復讐心」を押さえることも出来なかった。
自分が死ぬか、相手が死ぬか。
恐怖や罪悪感から足の震えを押さえつつも勇気を振り絞って起こした行動は、
教科書を切り刻むことだった。
バレなければ、これで「おあいこ」になるはずだった。
’たいしたことはない、教科書を破かれることは、いじめ事件ではよく聞くこと、
おおごとになったという話は聞いたことはない、大丈夫だ・・・’
だが切った途端に、すっきりするどころか、恐怖と不安でいっぱいになった。
不安を解消したくて、すぐに、共感してくれるだろう親友に打ち明けて見たが、違った返事だった。
’奴はひどいことしたんだから、それくらいのことされて当然だよ’
気休めでも、そういうなぐさめのことばをくれるかと思ったが、違ったのだった。

⑦「切ったことがバレて、村八分になった」
次の日には、事件のことが知れ渡り、「真矢くんがやった」という噂が広まっていた。
小島くんがちょこっと誰かに話してそれが広まっってしまったのだろうか?
と疑いの気持が頭をよぎっただろう。
また、それ以上に悲しかったのは、
自分がかつてひどいいじめにあっていたことを知ってる周りのものが、
だれも自分の味方にならなかったことだった。
’だれもぼくの気持ちを理解してくれない。それよりか、みんながぼくを敵意の目で見ている。
小島くんでさえ、ぼくから距離をおいている。
ぼくは辱め(はずかしめ)を受けたんだよ。彼の場合は教科書が破られただけじゃないか!
ただ教科書を破いただけなんだ、きっとみんな今まで通りに接してくれる・・・。’
状況が好転することを待っていたが、いつまでたっても変わらないどころか、
状況はひどくなるばかりだった。
もう、毎日が針のむしろで学校に居場所が見つけられなかった。
いじめっ子に呼び出されたとき、小島くんは見て見ぬふりをした。
だれよりも信頼してた人に’見捨てられた’と思った。
’ぼくなんか、いないほうがいいのかもしれない・・・’
死とのはざまを心は揺れ動き、自殺を決断したのだろう。

村八分、シカト・・・これは学校でも職場であっても家庭であっても死にたくなる状況。

復讐の失敗が彼自身の命を縮めてしまった。バレなければ気持ちが晴れるはずだった。
想像以上の、周囲の反発が真矢くんの居場所を失くしてしまったのだった。
教科書を破いたことは悪いことだが、買って返すことができるほどの代物。
たいしたものではなかったのだが、周囲が大事(おおごと)にしてしまったのだ。
先生も「これで気が済んだろうから、(いじめっ子のことは)許してあげなさい。
けんか両成敗ということで、お互い仕返しはしないこと。教科書は弁償するように」
と仲裁すればよかったのだ。
真矢くんがしたことはよくないことだが、死に追いやった一つの原因は、
この周りの冷たい態度だと思う。

⑧「両親にも相談せず、友達にも、最後まで普段通りに接した」
どうして、親に話さなかったのか?
両親に相談しても’それはお前が悪いな’と言われることは目に見えていた。
大人は、どうしたって常套句を言いがちだったりする。
分りきったこと言われて、心にとどめを刺されたくなかった。
どんなに説明しても伝わらないだろう。
もう嫌いな人を増やしたくなかった。家の中でさえ居場所を失いたくなかった。
ふだんから親子の会話(難しい話)ができる状況ならば話しただろう。
子供のために、世間や学校と闘うような親なら、「親なら何とかしてくれる」という期待で言えたに違いない。
先生だっていじめを正面から向きあえないのに、これが出来る親は少ないと思う。.

もしかすると、ほかのいじめのとき、親に相談したことがあったかもしれない。
今より、いじめも軽めで、親からしてみれば些細な事件のときに。
そのとき、親が聞き流すような、なだめるようなことしかしてなかったら、
親には期待できないので、もう話さないだろう。

両親は、教科書事件から死ぬまでの20日間に何があったか知りたがったが、
大きな出来事はなかったと思う。
大きなことがあれば、その当日に自殺するだろうし、15人にメールを送る余裕はないだろう。
小さな出来事の積み重ねが、じわりじわりと真矢君を苦しめていったのだ。

メールに気づいてれば、助けられたかもしれない・・・?
私は、たぶん助けられなかったと思う。
もう心理状況は行くところまで追いつめられてたようだから。
もしなにか友人が絶体絶命のピンチ(事故など)であれば、
心配のあまり病院に駆けつけて、自殺は先送りにしてくれたかもしれない。
だが、数日だけの延命のような気がする。

「かばえば、今度は自分がやられるから、」といういじめの連鎖を聞くけど、
この再現ドラマを見る限りでは、このパターンではなさそう。
いじめられてたのは、真矢くんだけのようだし、周囲が助けてくれなかったのは、
「とばっちりを受けたくない」という理由のような気がする。

.
いじめを事前に防いだり、加害者を叱ったり(保護者の仕返しが怖いんだろう?)は難しい。

だが、この件での一番の問題は、

どうして3年のとき加害者と被害者を同じクラスにしたのか?

とうこと。

日頃アンケート調査をしていれば、一緒にしてはいけない生徒たちが分るはず。
原因は、学校の怠慢じゃないの?


追加;
ひとつ真矢くんの失敗があってそれは、反撃の時期を間違えたこと。
相手の運気が落ちてるときか、自分の運気が上がってるときにやるべきだった。
もしかすると、同じことをしても、村八分にはならなかったかもしれない。
別に復讐をすすめてるわけではないのですが・・・反撃は自分の運気が上がってるときにやれ!

追記:
『(いじめの)自殺は最大の脅迫だ』とテレビで誰かが言ってたけど、
そんなこと言われたら死んだ人は浮かばれないな。
なにも、自殺することで、「加害者を後追い自殺させよう」と思ってやったわけではない。
どんなに自分が悲しかったか、辛かったかわかってほしくて、
死んだら「ごめんね。そこまで追い詰めるつもりはなかったんだ。もういじめはしないよ」って、
涙ながらに心から反省してくれるんじゃないかとの期待から自殺するのだ。
ただ、あやまってほしくて自殺するのだ。

「ごめんなさい。これからは仲良くしよう。」と言ってさえすれば、
「うん、いいよ」で加害者を許し、自殺しなくて済んだはずなんだ。
金も手間もかからないのに、どういうわけか、加害者は謝らない。
とりあえず、誰かを自殺をさせたくなければ、加害者に謝らせたらいいと思う。
(後追い自殺した加害者は今のところ一人もいない)

自殺しても、加害者は反省もしなければ悲しみもしない。もちろん、あやまらないよ。死に存です!

追記:
「いじめは、よくない!いじめは、やらない!」と、だれもが思っている。

だけど、いじめてる側と傍観者は、楽しいので、
自分では「それがいじめ」だと気がついてないのがほとんど。
あなたがやってるそれは、『いじめ』ではないですか?

・特定の子の失敗談を話して、場を盛り上げる。
・「あの人は、可哀想な人」という目で見たり、扱いをする。
・「あの人は、自分よりも劣っている」と思っている。
・「あの人は変わっている。違っている」と思っている。

この感情がすでに「いじめ」です。

見下した感情は、相手にも伝わり、傷つけ、悲しませています。

 .

 いじめの対処法として、「一人でいたら、話しかける」という人もいるけど、それは違う。
一人が好きな人もいるし、集団がきらいな子もいるのだ。
「一人で困っているようなら、話しかける」、これよね。
体育などで、2人一組にならなければいけないとき、奇数人数のクラスだと一人があまってしまう。
だいたいふだん一人でいる子が余ってしまう。どうして学校は生徒数を奇数にさせてしまうのか。
「もう、組んでる人がいるから」と冷たくしないで、
そんな時誰かが、「3人で一緒にやろうheart01」と言ってくれたら、うれしいよね。

 

良いところを見つける」という人もいるけど、その時点で嫌いってことよね。
好きな友達は、ダメなところも含めて好き。
嫌いな人には、いいところもあるけど、やっぱり嫌いだったりする。
鳥は手が使えないけど可哀想だとは思わない。
犬や猫が四つん這いでしか歩けなくてもかわいそうだと思わないように、
「そういう人もいるんだ」と、たとえ不器用であっても、
普通のことのように相手を見ることが出来れば、
いじめようという感情は起らないだろう。

 

「あの人は変わってるから。違ってるから」での差別。
ほとんどの人は、どこか違っているものだ。
だけど、表面上はみんなに合わせてる。
何を合わせているのか?・・・「空気」だ。
それが黒いものであっても、みんなが白いと言っていれば、「白い」と答える空気。
黒が正しくても、たいした問題でなければ「白い」と答えなければいけない。
だけど、それが分らないと、「黒い」と答えてしまい、場がしらけてしまい、嫌われるのだ。
いじめられるような子は、まじめすぎるところがあるので、少し相手を大目に見てあげましょう。

 

「いじめっ子も友だちの一人」
いつも一緒につるんでいると、それが「いじめ」だと気付かず、「友だち」だと思ってしまうことがある。

殴られても、ちょっとふざけてるだけだとか、かまわれてうれしい、といったような錯覚におちいる。
だれも一人ではいたくないから、一人ではさみしいから、ちょっと「ひどい行為」だと思っても、
いじめっ子から離れられない。だって「友だち」だから。
でも、ほんとうの友達は、殴ったり、たたいたり、バカにしたり、話のネタにして笑ったりしないんだよ。

 

「一人でいるのは変な子。かわいそうな子。?」
だれも、一日中誰かと一緒なわけではない。
待ち合わせに向かう途中、祖父母に会いにいく途中、どこかでだれもが一人になる瞬間がある。
大人になると、もっと一人の時間は増える。
なにかしなければいけない時や、なにか夢中になってるときは、世間の目は気にならない。
学生の時の「ひとりぼっちは、おかしい」という空気が問題なのだ。

 

「一人でいることは変じゃない」と思わせる社会にしなければいけない。

追記:いじめのおこらない環境つくりも大事
いじめられた子が提案したトイレがあって、それは、男子トイレの場合だけど、
個室の入り口が小便器のある場所の反対側にあり、しかも個室の上側は開いていない形。
個室に入る(大便をする)のが気付かれないですむし、
上が開いてないことで、ホースで水などをかけられないで済むのだ。
もうトイレは、いじめする場所ということでは定番なので、
このようになってないトイレはすぐに直したほうがいい。

学者でもなく、霊能力者でもないただの一般人ですが、
真剣に検討してみました、失礼や誤解があったらすみません。
でも、たぶん、いじめを受けた経験がある人は、こういう心理になるだろうなと、
経験者の私は思ったのです。

何日もかけて考え、うまく説明できないので、載せるのはやめようかとも思ったのだけど、
どうしても発言したかったので、支離滅裂ながらUPしてみました。

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