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2013年11月 1日 (金)

柿店の黒い犬

筑波山のふもとにある、「岡本果樹園」へと、柿を買いに行ってきた。

ツレの両親にいわせると、ここの柿は絶品だという。

口の肥えた彼らが言うのだから、間違いないだろう。

遠いけど、数年に一度買いに来ている。

3

6年前くらいに来た時には、売り子にレトリバーのような耳の垂れた黒い大きい犬が
一匹いて、客をもてなしていた。

野放しだったのだが、おとなしくいい子で、客に寄り添っては、
「どれも甘くておいしいですよ」と、目で語りかけてくる。

店のすぐ目の前は道なので、車にひかれやしないか心配だったが、
この場所に慣れてるようで、道に飛び出すことはなかった。

2年後、黒い犬に会えることを期待して、再び柿の時期に来たのだが、
会うことは出来なかった。

店番のおばあさんに、「まえ来た時に黒い犬がいたけど、今日はいないんですね」と聞くと、
「犬?あぁ!あれはキャンキャン鳴いてうるさいので、連れてきてないよ」との返事。

(キャンキャン?あの黒い大きな犬が!?まったく吠える気配がない犬だったのに!?)

私とツレは、頭に疑問符を浮かべながら、買った柿を持って、立ち去ったのだった。

今年、黒い犬のことは期待してないが、再び柿を買いに来た。

今回の店番は、おじいさんだった。

私はどうしてもあの犬のことが気になって、
「数年前に、ここに黒い犬がいたけど、どうしました?」
と、聞いてみた。

すると、おじさんは、
「黒い犬?さぁ・・・?・・・あぁ、たぶん知り合いが連れてきてたんだろうよ」
というのだった。

だれも、黒い犬のことを知らないのだった。あんなにいい子だったのに。

たまたま連れてこられて、おとなしく野放しで売り子が出来るだろうか?

またしても頭の中に疑問符が浮かびつつ、ふと店の奥にいる小型犬が目に入った。

(きっと、あれが‘キャンキャン’の正体にちがいない)

私とツレは、心の中でうなずきあった。

Photo

.

柿は、山売りで、一山1000円。

1

今回は、「太秋(たいしゅう)」という、皇室に献上したのと同じ柿があった。

思った以上に甘くて、普通の柿が糖度18度に対して、これは20度~22度ある。

2

これを食べたら、他の柿が食べられなくなってしまうほどだ。

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大ぶりで、ほとんど種は入ってない。

ただちょっと残念なのは、たまに黒いシミがはいってるところ。

そこはまだ、調整段階なのかもしれない。

(岡本果樹園http://www.ibarakiguide.jp/db_kanko/?detail&id=0800000001812

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.

近頃の若者は、柿離れが進んでいると、テレビでやっていた。

理由は、「おいしさが分らない」、「食べごろがわからない」、だっただろうか?

昔からある、種のある柿(ゴマ柿)は、
はじめ「カリッ」と歯ごたえがあるが、時間と共にやわらかくなって、最終的にはゼリー状になる。

私の母は、すするように食べられるゼリー状が好きで、私はカリッと固いのが好きだ。

食べごろが、ひとそれぞれというところが、あいまいで若者は嫌なのだろう。

持論だけど、ゴマ柿は、固い時が食べごろなのではないだろうか?。

それなのに、スーパーの売り場でやわらかくなってしまってることが多くて、
たまに食べてがっかりする。

ヘタの乾燥が熟成を早めるそうだから、ヘタを濡らしたりなんとか出来ないのかな?

バナナのように進行がはやくて、扱いにくいのかもしれない。

最近は、種無しの柿が主流になってきてるようで、柿の半数をしめている。

これは、新鮮でも長く置いても、固さは変わらない気がする。

だけど種無しは、食べやすいが、歯ごたえはないし、味は水で薄めた感じで、
私はあまり好きではない。

これこそ「おいしさがわからない」だ。

たぶん、これも柿離れの原因の一つにちがいない。

おまけ
大昔は、お嫁さんは嫁いだ先に自分の柿の木を植える習慣があったらしい。
それだけ、柿は身近で必需品だったってことだ。
今は、柿がたくさんなったまま放置されてるのを見るけど、さすがにあの量は食べきれないね。

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