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2013年11月 6日 (水)

マイケルのお気に入りだった場所

どうしてだろう。

死ぬとわかってたのに、実感がわかなくて、
寿命も『2週間』ときいてたのに、
マイケルに対して、最善を尽くしたとはいえなかった。

死んだ後になって、いろいろ、やってあげられただろうことが、
頭の中をぐるぐる駆け巡る。

ごめんね、マイケル・・・。助けてあげられなくて・・・。

後悔だけが毎日、胸をしめつけている・・・。

.shine

マイケルは、人間の住む場所のそばに、
自分の居場所を見つけるのがうまかった。

3

夏のうだるように暑い日は、窓のひさしに乗って昼寝をして。

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人間のそばでありながら、気づかれず、他のものにも邪魔されない、
ゆっくり眠れる場所を、いつも見つけていた。

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こんなこと、他の猫たちはしないし、マネもできなかった。

かつて、人間と仲良く過ごした時期があるから、
このほうがかえって、安心できたのかもしれない

shine

また、この場所もお気に入りだった。

1

やっぱり、他の猫は、ここには来ない。マイケル独特のお気に入り場所。

shine

野良猫用に置いたトイレも、マイケルは毎日愛用してくれてた。

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shine

このつつじの場所は、ちょっとした隠れ家。

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出入り口が二つあって、
襲われた時の逃げ道も確保してあるという、すぐれものだ。

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中はすこし広いスペースがあって、マイケルは別荘としてよく使っていた。
雨があまり吹き付けないので、居心地がよかったようだ。

shine

死期がせまったときには、こんな場所を見つけて、独り丸まっていた。

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おもいきり玄関前だけど、ここは空き室で、
さらに隣近所もも空き室ばかりのところなので、
ほとんど人が来ることはない。

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ここは実は4階で、ここまで来るには、勇気と耐力が必要だと思うけど、
マイケルは弱った体でも見つけ出したのだった。

マイケルは、最適な場所を、本当に見つけるのがうまかった・・・。

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shine

最後に目撃した10月31日も、たぶん、マイケルは探しに行ってたのだと思う。

誰にも邪魔されずに、ひっそり死ぬことのできる場所を。

体が動けるうちにと、最後の力を振りしぼって、森の中を捜し歩き、
そしてマイケルは、きっと、ついに適した場所を見つけだしたのだ。

.

あの日、10月31日の夕方5時、マイケルは、ふだん行かない森のそばに立っていた。

その森は、チビ親子など、野良猫たちが住んでるが、
凶暴猫あらくれも住んでいるところ。

でも、猫はテリトリーがあるから、行動範囲は限られている。

探せば、どの猫も踏み入れることのない場所があるのかもしれない。

寝床には適さないが、死ぬにはいい場所で、
仲間に死に姿を見せることなく、あらくれに襲われることもない静かな場所が。

実のところ、マイケルを目撃した時、母は一時マイケルを連れ戻してはいた。

毎晩寝泊まりしてる外に置いてある猫ハウスに、母はマイケルを置き、エサを食べさせ、
安心して自宅に入り、朝になって見て見ると、いなくなっていたのだった。

エサをあげたといっても、もはや少量しか口に出きず、
ここ1週間はほとんど寝たきりで動けなかった状態のマイケル。

半年以上ここに寝泊まりしてたのに、親友のくびわがいるというのに、
これを最後に、戻ってくることはなかった。

人間の手を借りずに、生きていくことは、もはや不可能。

マイケルは、
見苦しい死にざまを誰にも見せることもなく、
死後の処理の手間もさせることもなく、
一人消えてしまった。

おそらく森の中に最後の居場所を見つけたマイケル。

・・・・この森のどこかの片隅に、マイケルはいるのだ。5_2

shine

思い出のマイケル。

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マイケル、たのしい日々ありがとうheart01

(つづく)

「マイケルの追悼シリーズ⑤」終わり。「その後の親友くびわ①」へつづく。

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