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2013年11月12日 (火)

「マイケルの追悼・・・」のあとがき

「どうしてあのとき、こんなにも悲しんでいたのだろう?
 たかが野良猫なのに、そもそも野良猫マイケルって誰?」

きっと、数年経てば、こう考えるだろう自分の未来が見えたきがした。

野良猫の場合、飼い猫と違って記憶に残りにくい。

どんなに今悲しんで、たくさんの思い出があふれていても、そのうち、

「かわいがっていた野良猫マイケルが死んだ。
 そして、その親友猫のくびわが悲しんでいた」

という、たった2行だけの記憶になってしまう。

だから、この思いが冷めないうちに、この瞬間を報道カメラマンさながらに、
写真を撮りまくった。

マイケルが亡くなる1週間前は、悲しみのあまり、中心がブレたり、ピントが合わなかったり
まともに写真が撮れなかったけど、
なんとか、マイケルのことを、まとめられたことは、よかったと思っている。

子供時代にしか見えないものがあるように、
いまのこのときにしか見えないものがある。

将来の自分が、これを読んで失笑するだろうとわかっていても、
今の気持ちを残して置きたかった。

.

一番の悲しみの原因は、『最善を尽くせなかった』という後悔から来ている。

「野良猫だから。何もしないのが普通だから」という考えが先にきて、
マイケルの治療がおろそかになってしまっていた。

飼い猫の場合には、些細な体調変化にも気を使い、
何かあれば病院へ担ぎ込むというのに、この差は何?

たぶん、飼い猫が亡くなった場合、自分の生活リズムが一変し、違ってしまうが、
野良猫の場合は、さほど生活に変化が無いからだろう。

結局は、保身。

こんな自分の打算的なところが、嫌いだ。

マザーテレサは、行き倒れの人たちを救い続けてたけど、
「この人の場合、高額医療を受けさせれば治るけど、それをしたら他の人を救えなくなる・・・」
というような、葛藤はなかったのだろうか・・・?

Photo_3

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