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2013年12月17日 (火)

いじめの定義

少し前の話だけど、ココログ広場で出会った中学生の女の子が、父親の暴力から逃れるため、
母親と弟たちと共に他県に夜逃げしてきたのだと言った。
私は、長女であるその子に「お母さんも大変だから、家事など手伝ってあげてね」とコメントを送った。
すると、「やってます!」と、少々怒った様子の返事が来た。
その途端わたしは「あぁ、やっちまったな・・・」と落ち込んだ。
さんざん時間をかけてコメントを考えたのに、親目線・・・。
年齢が出ちゃうものだ。
そのあとその子がどうなったのかと「マイページ」をのぞくと、
同じ中学生という女の子が、なぐさめのコメントを送っていて、うまくいってるようだった。

ひどい状況は理解してるのに、ズレた言葉を返してしまう。
相手の心の波長に合わせることは難しいものだと思った。
いじめの場合であっても、たぶんありがちな言葉を投げかけてしまうだろう。
「あなたにも悪いところがあるからじゃないの?」「気持ちを強く持ちなさい」・・・
自分だって、いじめられた経験もあるのに、
自分に非が無い場合でも、いじめられた経験があるというのに、この心理。

今回、このいじめ討論番組を見たけど、やっぱり、大人には止めに入るのは難しいと感じた。
解決方法にはなってないけど、それぞれの立場からの見方がまとめられてたので、
ところどころ抜粋してみた。

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首都圏スペシャル『聞こえますか? 子どもたちの‘心の声’が』 
                          NHKスペシャル 2013年10月25日放送から

 
司会・斉藤孝信、一柳亜矢子、大沢あかね
尾木直樹(中高で22年間教員のあと、教育評論家に)
 
菊池省三(小学教諭・コミュニケーションを重視する教育を実践)
永原経明(いじめ対策を指導する責任者)
小森美登里(NPOジェントルハートプロジェクト理事・11年間いじめ防止活動を続けている)

◆いじめられた子の告白◆ 「いじめの相手は、仲良かった友達。または転校先」

体験談① 「いじめの原因がわからない」
   私は友だちだと思っていた人たちから無視されたことがあります。
   最初これはいじめだ、とは思わなくて、明日になればすべてが元に戻っていて、
   おはよう!とあいさつしてくれると思っていた。
   どうして私が近づくと逃げるの?
   どうして?理由が全然わからない・・・。
   私の顔が気持ち悪い?理由はほんのささいなこと。
   私をいじめて楽しんでいる。
   私のことが気に入らないなら、はっきり文句を言ってくれればいいのに!

体験談② 「いじめは面白半分のあそび」
   どこからがいじめなのかわからない。
   いじめてるほうは、はじめは嫌がらせとか、面白半分でしてるかもしれない。
   でも、それがどんどんエスカレートしていき、ひどくなっていく。

体験談③ 「はたからは見えない言葉のいじめ」
   ぼくは、前は仲良しだった友達に休み過ぎからいきなり冷たくされて
   話すのがとても怖くなった。
   笑っているときは怒っていないのかと思ってけど、
   話しかけると「何?」とか「はい?」とか強く言われて、
   何も悪いことしてる覚えはないのに、冷たくしてきます。

体験談④ 「誰にも相談できない」
   自分は生きている価値なんかない。
   親に言ったら信じてもらえないだろう。
   友だちに言ったらバカにされるだろうと思っていた。

◆大人の意見① 「いじめになる原因とは」◆

大沢「子どもたちはなぜいじめられてるのか分らない、とか、
   ほんのささいなことから始めった、なのに最終的には死を考えるまで、
   子どもの世界だけで子どもが追いつめられる現状は本当に恐ろしいことですし、
   親は何とかしてあげられないのかな?という思いです」

尾木「共通していえるのは、人間関係がわからない。
   転校していじめられて死にたいと思ってしまう。
   友達関係がうまく作れないトラブルなんですよ。コミュニケーションが取れない。
   先生は転校生が来たらそうなるのは分ってるのだから、
   何か事前の指導だとか関係を作るとかできないのかな?
と思いますね」

菊池「理由が全然わからないというのは、
   子どもの人間関係は一面で、「好きか嫌いか」「合うか合わないか」「強いか弱いか」の
   とらえ方でやってると思う。

   理由はないのだけど結果的にいじめになってくる。

永原:「いじめは生きる力を失くす。
   いじめを受けてる子は、孤立感をおぼえたり、自信喪失したり
   最終的にはじぶんなんかいなくてもいいんだという気持ちになってしまう。

尾木「関係が密であるほどいじめが出来てしまうのです
   目を合わせないだけでも、仲良しグループの中ではいじめが成立してしまうのです。
   だから、ほとんどのいじめが友だち関係の濃い仲で起きている。
   成長する過程で友だちとのトラブルは大事だけど、どうそこから脱出できるか、
   先生たち親たちも関係性を見てて支援していかないと、いじめから脱出できない。」

◆いじめられた子の告白②◆ 「大人に相談したけど・・・」

体験談⑤
   先生は、周りでいじめが起きていても気が付かない。
   相談しても先生は何もしてくれなかった。死にたいと思った。
   お母さんが話を聞いて転校させてくれなかったら・・・。

体験談⑥
   小中学校いじめにあっていました。
   いじめの原因は忘れましたが、学校じゅうが敵に見えました。
   いじめはいじめる側にとっては最高の娯楽なのです。
   はじめはちょっとしたケンカからはじまったものでも、
   自分が優位になったとおもったら差をつけるのが楽しくなるのです。
   そしてそこから標的へのネットワークが広がるのです。

体験談⑦
   味方だと思っていた、お父さんやお母さんに、
   「なんでそんないじめてた人のことを言わなかったんだ」といわれ、
   お母さんから、「そんなことされてまでやり返さないのはいいけど、
   どんどんエスカレートするよ。それで死んでも仕方ない」と、言われたのが相当ショックで、
   お風呂でずっともぐって死のうとしました。

体験談⑧
   友だちから悪口をいわれました。
   すぐお母さんに話しました。
   でも「すぐ終わるから大丈夫」といわれました。
   そして次の日学校へ行きましたが
   悪口を言われたまま、教室で一人になりました。

体験談⑨
   いじめられてることに家族が気が付かないのは、子どもが隠しているからだ。
   親には心配かけたくないし、ばれたら先生に連絡されて、
   先生たちがいじめっ子を呼び出して、
   「どうしていじめるんだ」なんて質問した日には先が見えている。

   子供と大人の考えは違う。
   大人がこうすればいじめが止まると思うことは、
   いじめをエスカレートさせる。

体験談⑩
   小学3年生のとき、クラスの子に、蹴られました。
   担任の先生に言うと先生は忙しくて「今は出来ません」と言われました。
   すごく悲しかったです。
   でも、違う先生が助けてくれて解決してくれたので、すごくうれしかったです。
   でもなぜ最初に言った担任の先生は助けてくれないの?

体験談⑪
   何もしないでください。心配されても重いからほっといてください。
   大人に口出しされたら頭のなかがぐちゃっぐちゃになって何も考えられなくなるし、
   大人の意見なんて子どもの求めているものじゃないし。
   必死で子供の気持ちをわかろうとする大人なんてムカつくんです。

体験談⑫
   母親から「やられたらやりかえしていい」と言われました。
   でも出来ませんでした。
   やり返しがやり返しになっていくからです。
   「強くなりなさい」とも言われました。強くなれませんでした。

 

◆大人の意見② 「先生が止めに入らないのは?」◆

斉藤「大人が支えればいいかと思っていたら、
   大人の支えが真逆になるケースこともあるんですね。」

大沢「いじめられたらやり返していいよ」「強くなりなさい」って言っちゃいがちなところがあって、
   そうじゃないんだなと思いました。」

尾木「弱い者いじめという1980年に定義されて、
   いじめられるのは弱いからと思われるようになった。
   子どもは大人に言わなくて頼ってこないのは、
   思春期に入てくると、心が親や先生と離れていくんですよ。
   子どもの中の共依存関係に入ってくるんですよ。友達が一番大事。

   アンケートで誰に助けてほしいかと聞くと『友達』というの。
   親でも先生でもない。だから友達の中で助けて生き行ける力を付けることが大事。
   小学5年生になると親離れ先生離れになるから友達の世界に依存するようになる。
   そこでいじめが起きる。
   離れている先生や親に言うのはプライドに関わるから、
   自分たちで解決したいと思う。大人に頼るのはできない。
   小学低学年なら出来るけど。中学、高校は出来ない」

菊池「いじめは、見つからないように、というのが初期の段階
   現場の先生は小さなサインを見逃さないようにするかが問われている

大沢「先生に相談していじめがエスカレートしたらば、解決方法が見つからないですよね」

菊池「(良く調べもせずに、)現状に先生がパンと行ったら、
   表面的な指導とおもわれて、先生と子どもに心理的な距離が出来る。
   ていねいに、いっじめが1年間なら1年間時間をかけて指導しなければいけない。」

尾木「子どもたちからの相談を毎日受けるけど、
   「先生も一緒になっていじめる。先生は助けない」と
   子どもたちが言うことがショックだった。
   現場を見るとそういう先生に会ったことはないのに、
   どういうことかというと、
   先生は「その子にも問題がある。その子が煮え切らないから」とか
   「うそをいうところがあるから」とか、
   担任にはその子の問題点が一番に見えているから、止めない。
   ほかの先生はそれが見えていないから「いじめ大変だ」と止めに入る

   感性の問題。
   先生は「絶対にいじめダメなんだ!」と断ち切らなければいけない。
   その子に問題があると思ってはいけない

   先生は‘成長させることが仕事それでお給料をもらってる’と思ってるから、
   「嫌なことは嫌といえない(という性格の)この子にも弱点があるな。
   いじめはよくないけれども・・・」という気持ちがちらっとでもあれば、こどもは見透かします。
   みんなの前で(欠点を)注意することは、いじめてもいいとお墨付きを与えたことと同じ。
   だから、(子どもは、先生がいじめに加担したと思う)
   子どもの見方と先生や大人のみかたはだいぶ違う。」

体験談⑬
   私の場合、傷ついた原因は先生です。
   先生は私の話を聞かず、ずっと先生に怒られ続けました。
   先生に相談しても無駄なのかなと思いました。

尾木「親御さんが証拠品を持っていじめの訴えに来たことがあります。
   子どもが日記に書いて『いじめられる』「死にたい」と書いてるのに、
   先生は花丸をしてきてるんですよね。
   「○○ちゃんは強くなったわね」と赤のペンでコメントが書いてあるんです。
   先生は「意地悪をしなくなったでしょう?」とコメントしているんです。
   本人(いじめられてる子)はいじめだといってるのに、
   先生にとっては、いじめてる子もいじめられてる子も、見えてるから、
   いじめてる子が多少腕白で我が強いなと見えてても、「(ただの)意地悪」だと、とらえちゃう。
   それが減ってきたら、「よくなってきたよね」と「△△ちゃんも強くなってきたよね。」と
   強さの問題にしちゃうんですよね。」

はじめにいじめられたとこどもが訴えた時の親や先生の対応が非常に大事。
こどものつらい気持ちに共感する。
とかく大人は、「事実はどうなの?」「こうすべくではないの・」と考えがちだけど、
まず子どもの辛い気持ち切ない気持ちに寄り添うこと。

◆親にできることは?◆

小森「親が出来ることは、そんなにたくさんなくて、
   子供からの情報、自分の耳で聞いた情報を学校に投げ入れることは出来ますけど、
   そのあと現場で先生方がどういう対応をしてくれるかが問題。
   どういう形でも連携が確立が出来てなければ、お任せしたまんまになってしまう。
   対応を知らない先生方がどうしたらいいかわからなくて
   「しばらく様子見て見ましょう」としてるうちに深刻になってしまったりすることも。
   相談して問題を大きくされるんだったら、現状維持のママのほうがましだと、子どもは思う。
   親や先生が子どもたちから信頼される大人になることが、大切。

尾木「親の80%が子供に『いじめはいけない』と教えていない。
   ‘人権侵害は許さないよ、いじめは心を傷つける行為’だと、
   ちゃんと言って教えなければいけない」

◆いじめる側の意見◆ 「いじめなければ、いじめられるから」

 

体験談⑭
   いじめを何度もしていました。
   いじめを先生に指摘されればその時はやめるけど、なぜだかまたいじめてしまいます。
   その子はいつもへらへら笑っている強い人です。
   ひどいことしても大丈夫だとみんな考えていました。
   いじめで自殺する人は知っていました。
   でも身近な現実として受け入れていませんでした

体験談⑮
   いじめはやってはいけないとわかっていました。
   でもわかっていてもやってしまいます。
   つい、周りがやっていたので、いじめをやってしまいます

体験談⑯
   自分はしたくないのに、
   友達が「一緒にやろうよ」と無理やり誘ってきて
   私はイヤだということが出来ませんでした。
   ‘こんなことするのはイヤだ’でも仲良しだから言えない。

           ◆集団いじめをしない方法 「Rの法則の番組から 10代の意見」
              ・
いじめや悪口が始まったら、みんなが興味ある話を持ち出して
               気持ちをそらす。
              ・いじめをしないグループに少しずつ仲良くしていき、
               グループから抜け出す。
              ・先生にわかるようないじめをわざとやり、
               いじめグループに目が行くようにする。

◆大人の意見③◆ 「いじめは、いじめる側に問題あり」

斉藤「いじめる側もいじめる理由が分ってないんですね」

尾木:「いじめる側もこういう理由があったからいじめたということが書かれてないですよね。
   みんないつのまにかいじめていたとか、相手がへらへら笑っていたからとか、
   強い子だったから、って。
   プライドを守るために笑ってごまかしているというのに、
   いじめる側に共感力が無いんですよね。
   こういうこととやっていたら相手はつらいだろうというイメージがわかない。
   いじめる側の問題だと、ぼくは思います。
   

大沢「いじめてる子は家庭に問題を抱えているとも聞くけど?」

小森「そういうのもあるだろうけど、子どもたちに聞いた中では、
   ねたみ、そねみみたいなのがあって、
   自分にないものを持っていることが受け入れられない。
   うらやましかったり、くやしくなったり、そんな感情があったり。
   いじめることによって『いじめてる同志の団結力がで強くなるんだ』、と思ってる。

   被害者にとっては恐ろしい状況だ。

いじめる側の環境も繊細で苦しんでいる?

いじめられる側から、いじめる側になった子も・・・

永原「いじめ行為があったというときの、先生の指導が大事。
   丁寧に事実を調べて、いじめをしたがわの子どもに対して
   どうしていじめ行為をしてしまったのか、という問いかけをしていく丁寧な仕事が大事。
   いじめる側もいろいろ背負っていて、
   『なかなか勉強がうまくいかない』とか、『家庭が安らぎの場になってない』とか、
   そういう背負ってるものに目を向けて解決していくのも大事。

子どもの不安感はどんなものがあるの?

小森「無視は精神的に厳しい状態で恐怖もある。
   圧倒的な恐怖を目の前にすると相談もできないし、
   加害グループから さからうこともできない。 
   その学校に通うため、学校で孤立しないために苦渋していきている」

大沢「いじめをすれば団結力が強まるから、みんながいじめてるから、
   自分もいじめなければいけないという状況は大人が止めなければいけないですね」

菊池「誰かをいじめなければ、自分がいじめられる・・・
   教室が安心できない空間になっている。」

いじめる子は強い、いじめられる子は弱いと思いがちだけど、
いじめる子は、いじめることによって自分が強いと示したいう心理もある。
間違いを正さなければいけない

いじめる子はストレスを抱えている。
‘その時は何となくイライラしていた’‘ストレス発散’としていじめ

司会「ストレスはなんなのか?、不安感は何か?子供たちは何を不安がっているのか?」

菊池:子供たちは「自分は自分でいいんだ。という自信が無い。
   というのが根底になるんではないか。
   一番になったからえらいね。一位だからえらいね、という価値感しか
   子供たちはもっていない。」

こういうところは僕とは合わないけれど、こういうところは立派だねというところを
他面的に認めあえば、他人の良さをお互い尊重し合う安心できるのではないか?

尾木「今の学校は、先生も競争的な見方だし、
   実際一人一人の個性を認めていないんですよ。
   『あなたは、忘れ物が多いとか遅刻をしがちだ』とか、これを個性だとは言いません、
   悪いところは無くなればいいけど、『この子はよくない子』という目つきをしちゃえば、
   クラスのこは分りますよね。
   日本は一斉主義、集団主義というかどこの学校もこのやり方で動いてるんですよ。
   『一人一人を認めよう!』とどこの学校もいってるけど、実際はなっていない。

◆いじめのサイン・兆候◆
友だちから不快なあだ名で呼ばれいいる
先生とめを合わせなくなる
ぼんやりしてることが多い
忘れ物が急に多くなった
登校時に体の不調を訴える
必要以上にお金を持っているなど。

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いじめられる体質・・・
いじめられ続ければ、そういう体質になっていく。
みんなと同じようにしていても、自分だけ怒られたり、ひどい扱いを受ける。

社会に出れば、いじめの相手は、親密な相手(仲間や友達)ばかりではない。
会社の仲間はもちろん、店の人だったり、取引相手だったり、
はじめて行った場所の人からでさえ、嫌がらせをしかけてくる。
大人の世界でも、いじめはあるのだ。

なにが原因か自分ではわからない。
見た目なのか、しぐさなのか、しゃべりかたなのか?
たしかに、他人を見て、何かヘマや悪いことをしたわけでもなくてもないのに
イラつかせる人はいる。
だからといって、私はいじめはしないけど・・・。

なにが他の人と違うのかは、ほんとうに自分では分らない。
『こういうふうにするんだよ』と見本でも見せてくれればいいが、そうはしてくれない。

私の場合、どこに行っても、一貫して「ダメな人のくせに」という見方をされてきたように思える。
仕事が出来ても、出来なくても。
最近になって、ふと母や姉がいつも「ダメなくせに」という扱いで私を見てることに気が付いた。
家庭内での立ち位置が、社会での立ち位置に比例してるのかもしれない。

・・・・うまくまとまってないし、途中でめんどくさくなっちゃったけど、せっかくなのでUPしときます・・・

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