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2014年2月12日 (水)

じつはちょっと耳が悪い

難聴ではないけど、耳の聞こえが悪いで不自由することが多い。

最近では、
週2回、飼い猫の治療のために動物病院へ通っているのだが、
「診察室へ入ってください」の意味の「◯◯(名前)さーん」が聞き取れず、
毎回まごまごしている。
誰の名前を呼んだのかがわからないから、
周りを見渡し、反応してる人がいなければ自分が呼ばれたんだと理解し、
または、病院の人と目が合えば自分が呼ばれたとわかる、という、
状況判断で確認している状態だ。
でもたまに、ただ目が合っただけで呼ばれたと思って「はい」と立ち上がると、
途端に「ちがいます」と言われ、周りを見渡しながら「△△さーん」とされたりして、
ちょっと恥ずかしい思いをする。
病院の人と3メートルから5メートルしか離れてないというのに、どうしてだろう。

耳が遠いと気が付いたのは、小学5年生の頃だったと思う。
放課後、ともだちと2人で花壇の前に立っていると、
男の先生が遠くから私たちに何かを言った。
私は聞き取れなかったので「もう一度お願いします」と大声で言った。
すると、先生は再び大声で言い直してくれたが、やっぱり聞こえなかった。、
私はもう一度「すみません、もう一度お願いします」と叫び、
先生は同じように大声で言ってくれたけど、3度目も何を言ってるのかわからなかった。
もうこれ以上聞き返すのは悪いと思い、「わかりましたー」と私は大声で返事し、
すぐにそばにいた友だちに「今、先生はなんて言ったの?」と聞いたのだった。
すると友だちはあきれ顔で「いま、‘わかりました’って答えたじゃん。‘花壇に水をやって’、
って言ったのよ」と言った。
声は届いているのに、先生が何を言ってるのかまったく分からない・・・。
私は、内心ショックだった。

でも、耳が聞こえなくなる原因に心当たりがあった。
小学3年生のころに、無視といういじめで精神が崩壊しそうな瞬間があり、
たぶん、その時に壊れてしまったのだ。
嫌なことは聞かないようにと体が防御反応してしまったにちがいなかった。

中学に入り、ますます耳の聞こえは悪くなった。
腕が届く位置に立ってる同級生の言葉がまったく聞き取れないのだ。
聞き返しても毎回聞き取れない。
しかたないので、あいまいな返事をするか、
当時流行してたぶりっこなポーズで「わかんないheart01」をしてごまかしていた。
これをしょちゅうしてるものだから、
一時期、「○○ちゃん(華木人のこと)のモノマネ。‘わかんないheart01’」と披露する人がいたほどだ。

高校生以上になると、ごまかしがきかないから、集団の中では黙ってることが多くなった。
一対一や静かな場所では相手の声は聞きとれるのだけど、
大抵おしゃべりは、雑音の中でされるから、半分くらいしか会話がわからない。
話が分からないと、言葉も返せない。
はたから見れば、「バカ」か「とろい」か「内気」と見られてたようだった。
でも、実は会話のたびに「今なんてい言ったのか?」を
頭の中でフル回転で「解析」していたということは、理解されないことだろう。
脳というのは、とぎれとぎれの会話でも、
過去の経験からちゃんとした文章に解読できるらしいが、
「聞き取れない」ばかりの人生なので、脳の中でちゃんとした文章に出来ないのだった。

仕事でも支障は出てきて、
電話での相手先の会社名などは見当違いなほどに聞き取れなかったり、
「通りの悪い声」や「滑舌が悪い」「方言がある」人の声は、もう外国語のようで解読不能だ。
また、驚くことに自分の名前でさえ、呼ばれてもほとんど気が付かないので、
たいてい、近くにいる人が私の肩をたたいて呼ばれてることを教えてくれたりすることもよくあった。
これは「嫌いだから無視してるんだ」と勘違いする人もいて、人間関係のトラブルの原因だったりする。
「耳が遠くて・・・」と言えたらいいが、老人のようだしダサいから、言いずらい。
むしろ「難聴なんです」ときっぱり言えた方が楽では?とも思ったりする。
補聴器を使うことも考えたが、金額は高いし、まだそのレベルではないかな、とも思う。

健康診断の聴力検査は、静かな部屋でヘッドホンから出る「ピー」という音が
聞こえるかどうかを調べる単純なものだ。
数年前にメニエール(耳が原因のめまい)を調べるため久々にやったが、
昔は正常だったのに、左耳が少し聞こえが悪くなっていた。
一番小さな音が聞こえなかったのだが、思い違いかもしれないが、
振動で音が出てることがわかってしまった。
「これは聞こえるといっていいのか?でもピーは聞こえないし」とちょっと迷ったが、
正直に「聞こえない」にした。
でも治療の話は出なかったので、これくらいでは、たいしたこと無かったのだろう。
とりあえず、これ以来、聞き返すときは右耳を向けるようにした。

この記事を書く前にちょっと検索したら、
気導(耳で聞く)、骨導(骨の伝わりで聞く)を調べる「標準純音聴力検査」というものがあって、
これだと、ことこまかにどこが悪いかとか、難聴かどうかがわかるそうだ。
健康診断の聴力検査は、おおざっぱなものらしい。

また、「声が聞こえずらい」という人はたいてい「何を言ってるのかわからないと言われる」
というのを目撃して、
自分だけじゃなかったことを知る。
「悩み相談」で見かけた答えには、

「会話難聴」 というものが取り上げられてあった。

会話難聴とは、
内耳から脳への神経伝達がうまくいかない症状で、
音は耳までどり着いてるのに、情報が脳へいかない、ということのようだ。
これは、本ばかり読んで、人との会話をほとんどしない人が、なりやすいらしい。


私も、現実逃避から読書虫だったので、しかも長年の経験から薄々そう思っていたので、
ものすごく納得した。

やはり人は、会話しないと話す能力、聞く能力が退化してしまうものなのだ。

耳をよくするためには、
会話聴音能力をあげることも大事で、
それには日常会話を積極的にすることが改善の道だということだった。

ストレス難聴についてのサイト downwardleft (弥沙さんから情報をいただきました。どうも有難うございます
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000405.html

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