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2014年2月24日 (月)

備忘録・人の手助けのコツ

NHKの番組 2014.2.17放送
スーパープレゼンテーション」の「人を助けたい?だったら黙って人の話を聞け!」から

NPO代表 開発援助コンサルタント アルネスト・シローリ(イタリア人)の体験談
 (※7割だけ抜粋。少し編集)

Photo

『 若いころ、1971年から1977年の7年間、アフリカのザンビア、ケニア、アルジェリアなどで、
イタリアのNPOの一員として技術協力活動をしていました。
しかし、我々の取り組みはすべて失敗に終わりました。

◆最初の失敗談・「飢えを心配して無理に‘農業’をやらせた」◆

最初の取り組みは、ザンビア人に農業を教えるというものでした。
当時私は21歳。
我々はイタリアの野菜の種を持ってトマトやズッキーニの育て方を教えようと思いました。
でも、(なぜか)現地の人々はこれに感心ゼロ。
だからお金をあげて(わざわざ)来てもらった。
肥沃な土地があるのに、彼ら農業をしないなんて(おそらく、やり方を知らないのだろう)’
と、理由を聞かず、
間に合ってよかった!これで彼らを飢えから救える
と、私は、ただこう思った。
そして、イタリアで作るより大きなトマトがなった。
我々は彼らに言いました。「農業って簡単でしょ?」と。
だけど、トマトが熟れたころに、カバが200頭ほどやってきて全部食べちゃった
彼らは「だから農業はしないのさ」と言う。
「先に行ってよ!」と我々が言うと、
「いや、聞かれてないし」との答え。
アメリカ人、イギリス人、フランス人も同じように失敗してた。
西洋諸国が援助した金額は、50年で2兆ドル。(これ全部無駄になった金額だ)

西洋人は帝国主義的で植民地主義的です。
人との接し方は、2種類。「偉そう」か「父親的」のどちらかです。
「父親的」ならば異文化の人を自分の子みたいにかわいがる。
いっぽう、「偉そう」というのは、召使みたいに扱うこと。
白人はアフリカで「ボス」と呼ばれている・・・。
(つまり、「偉そう」って現地の人は感じているのだ)

◆自分のアイデアを相手に押し付けない、のが大事◆

(この頃に読んだ)シューマッハの本「スモール イズ ビューティフル」に、私は衝撃を受けた。
それには「経済開発を行う際、助けを求めてない人は放っておくべきだ
と書かれてあった。
援助活動でもっとも重要なのは、相手を尊重すること」だとも。
僕はこのとき27歳。
そしてこう決断した。「相手からの働きかけを待つ!」と。
そして「事業促進」という仕組みを考案した。
こちらからはいっさい働きかけたりせず、ひたすら相手に尽くす!」(を目標に)
人々が成長する手助けをするのだ。
何をするかというと、まず「黙る」。
事前に何かを考えたりせず、会ってみて相手の話を聞く」のです。
オフィスではなくカフェや飲み屋で会います
我々は拠点を持たない。
そして相手が打ち解けたら、何がしたいかを教えてもらう
一番大事なのは(相手の)やりたいという「情熱」。
こちらから提案しても相手が嫌がったら意味がない。
そして(やりたい仕事が成功するよう知識などを与えるなどして、)
我々はそれを手助けするのです。
自分の力だけで成功する人などいないからね。

(ただ、優秀な人材を探すために)地域集会をするのは意味がない。
なぜかって?地域集会には起業家はやって来ないからですよ。
集会に来てこう言うわけないでしょ。
「お金をこう使いたい」とか「こんなチャンス見つけた」とかさ。
(おいしい話をわざわざ人前で話す人はいないですよ)

(ではどうするかというと、)事業における「かかりつけ医」をつくります。
1対1で対話できるようにし、秘密やプライバシーを守ると約束して、ひたすら尽くします。
親身になって、ビジネスの相談に乗ってあげて、
好きなことが仕事として成功するように手出すけをするのです。

◆成功例◆
はじめ、私はとにかく街を歩き回りました。
3回目にようやく依頼があり、
私は、あるマリオの男性が自家製の魚の薫製をレストランに売るのを手助けしました。
すると次は、漁師たちが「こっちも頼むよ」というので、
彼らのマグロの取引を手伝いました。
地元の缶詰工場に1キロ60セントで売るのではなく、
寿司用として日本に1キロ15ドルで売ることをすすめたのです。
そうして次々に依頼がくるようになった。
※セントは1ドルの100分の1。1ドルが100円だとしたら1セントは1円。

◆起業は仲間がいて成功する◆

あと起業家には、企業についても理解させなければいけません。
どんな規模の会社でも次の3つが必要だとね。
良い商品」「良いマーケティング」「きちんとしたお金の管理」
製造、販売、お金の管理、全部じぶんで出来る人はいません。
(過去の成功者の事例を見てもそうです。かならず起業始めから仲間がいるのです)
(というわけで、)われわれは、(起業家たちに役立つ
知識を持った)アドバイスできる人たちを集め、ひき会わせます。

場所はやはりカフェや飲み屋。
「そこにあなたの仲間がいます。あなたが成功するよう手助けする仲間です」
と我々が紹介すると、
そこで‘仲間’がこう言うのだ。
「作れる?売れる?お金の管理は?出来なければ誰かを紹介するよ。」

こうして地域活性化していく。
地元の力で地域おこしが出来る。

地元の(こういう仕事がしたいという)情熱、パワー、想像力を活用すればいいのです。』

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何もしないとか、怠けてるように見えても、じつはやりたいことがあって、
でもどうしたらいいかわからなくて、行動できないだけかもしれない。
頭ごなしに叱らず、一度聞いてみたらいい。
「食事しながら」という行為は、たしか会話が弾みやすいという効力があったような・・・?
起業に限らず、「黙って相手の話(言い分)を聞いてみる」は大事だと思う。
その子が行動したくなる何かを引き出せるかもしれない。

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