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2014年8月 3日 (日)

てんかんだって!?・・・のつづき

先月の6月25日に、K神経内科病院で「てんかん」だと診断された私は、納得いかず、
その日のうちに、S神経内科病院に行き、セカンドオピニオンをしたのだった。

K病院では、行ったその日に一通りの検査をした。

でも、S病院では、1ヶ月後の7月23日と7月26日が検査となった。

S病院での問診の結果、わたしのめまいの原因は「自律神経の乱れ」ではないかということで、
検査までの28日間は、ロゼロムという睡眠薬を飲むことに。

この薬は、すぐに自律神経の乱れが治るわけではなく、数か月はかかるというもの。

最近、新聞で睡眠薬の副作用問題が取りざたされているので、不安から質問してみると、
この睡眠薬はタイプが別とのことだった。

         「睡眠薬、坑不安薬の依存症について」 朝日新聞の記事(2014.7.22)から   
     睡眠薬や坑不安薬で依存症になる人がいるという。
     このベンゾアゼピン系不安薬は、
     不安、不眠、抑うつの症状がある人に広く使われる薬だ。
     だが、8か月以上(人によっては2ヶ月)以上飲み続けると離脱症状が現れる。
     離脱症状は、「突然の不安感」「情緒不安定」
     「テレビやパソコンの光をまぶしく感じる」「体に力が入らず歩けない」
     「まぶたのけいれん」など。
     急に薬を飲むのをやめると離脱症状が起るので、
     医者と相談しながら、1年かけて少しずつ薬を減らしていかなければいけない。

✲・✢・✲・✢・✲

K病院で「てんかん」と診断されたショックは大きく、私のめまいは少々悪化してしまった。

S病院で、「てんかんではなく自律神経の乱れだろう」と言われたものの、
再検査がうまくいく自信がまったくない。

私の人生はいつも、幸せになりかけると、不幸がやってくる。のぼせさせてはくれないのだ。

てんかんと診断されたら人生おしまいだ。

✢・✲・✢・✲

睡眠薬を飲み始めた、はじめの1週間は、真夜中に2度も目がさめるという不眠症になった。

それはたぶん、自律神経を治すために、いったん体のサイクルが乱れるのかもしれない。

あとの数週間は、薬を飲む前と睡眠状態は変わらなかった。

そして、検査当日。

問診をせずに、直接、脳波検査をする部屋へ。

専門の看護婦さんは、セラピストのような静かな声とやさいい話し方で、洗練された感じがあった。

頭部に糊付けする脳波検査のコードは、前回はしなかった頬骨のあたりにもつけた。

また、挟むものも、今回は両手首だけだった。

脳波を調べるだけなので、足は関係ないという。

K病院では、「手が動いた」「足が動いた」とさわがれ「てんかん」と診断されたのだけど、
ここの看護婦さんは意外にも「動きたくなったら動いてもいいですよ」というので驚きだ。

じつのところ、前回よりも体調は悪く、検査できる状態ではなかった。

体の芯がエンジンかかったようにぶるぶる振動して、
回転性めまいが起る前触れのときの、ぞわっとした感覚が起きやすくなっていた。

音楽もない部屋で、ただじっと横になってるのは、めまいとむきあってるようなものだ。

20秒ごとに襲ってくるぞわっとした感覚から気をそらすために、
波打ち際の映像や風に揺れる木々の映像を必死で想像した。

フラッシュ検査(瞼の上から光を当てる)のところでは、あえて光を見ないようにした。

前回は見入って反芻(はんすう)したために「脳波の残像がある」と言われたからだ。

そして次は私にとっての恐怖の「過呼吸検査」となった。

前回は体育会系な態度で「もっと吸って~!!吐いて~!!」とせかされたが、
今回は、ほどほどの深呼吸でやっても怒られなかったので、よかった。

ここでは装置からアニメ声の女の子の声で「吸って~吐いて~」の調子をとった。

検査結果。

脳波は「異常なし」とのことだった。

「ちゃんときれいな紡錘形の波長も出てるし、α波も出ていてうらやましいほどだ」と女医は言った。

「(てんかんの)薬も出されたんだよね・・・いったい何を持っててんかんと診断したのかしら?」と女医は首を傾げた。

「睡眠薬飲んで、どうでした?」と聞くので、
「はじめのころは、夜中2度目が覚める不眠症になったけど、
あとは変わりませんでした」と私は答えると、
「えっ?不眠症・・・・?変わらなかったの?」
と驚かれてしまった。

私は、
「てんかんのショックもあって薬が効かなかったのかも。
検査の不安で胸のざわつきも起るようになって・・」
というと、
「胸のざわつきって・・・?」
と、どうやら女医には「胸のざわつき」が伝わらないようだった。

結局のところ、女医は、
「てんかんなのに、てんかんじゃないと判断したら大変なことになるんだよ!
これじゃ、ただの神経質じゃないの!」
と内心イラついた感じで言った。

有罪をあやまって無罪にすると大変なことになると言ってるように聞こえる。

「次回の先生も神経内科の名医だから診断してもらいましょう!
いままで、どんなつらいことがあって、どんなときにめまいが起きたのか
箇条書きでいいから、紙にまとめてきなさい」
と女医は言った。

次回の先生は、東京でも活躍している人なのだ。

3日後、再び病院へ。

今日は問診だけだが、緊張のあまり、待合室のイスから崩れ落ちそうだった。

なにが緊張かというと、辛かった歴をツレにも知られるのかと思うと嫌だった。

でも、最近のツレの悪態も私の苦しみの原因の一つでもあるのだ。

問診室に入ると、先生が、
「薬は効きましたか?」と聞いてきた。

「いいえ、検査の緊張もあって効きませんでした」と私が答えると、
「めまいは、足の筋力の衰えですよ」と先生はきっぱりと言った。

「スクワットしなさい!」
と先生は、ベッドに座ったり立ったりしてみせた。

「誰でもね、眠るときは手足がぴくってなるものですよ。
夜動くのは大丈夫。昼間動くのが問題なんですよ」
と先生は言う。

「睡眠薬買ってく?」ときくので、
「3日前に買いましたから大丈夫です」というと、
「じゃあそれ飲んだら、もう飲まなくていいから。はい、これで、(話は)おしまい!」
と先生は言った。

3分くらいで問診は終わってしまった。

3時間かけて書いた辛い歴は、無用だった。

たしかに運動してないが、どうしてわかったのか?

ともかく、「歩くとトランポリンの上にいるようだ」というめまいは、
歩行不足が原因なのかもしれないとは思う。

だけど、回転性のめまいは、運動してた小学生の時からあるのだ。

となると、あと残る病院は、心療内科だな・・・。

✢・✲・✢・✲

女医が、私の脳波にα波が出てると言っていた。

じつは私は脳波検査中、
波の映像と共に、みんなのうたの「まっくら森」を谷山浩子さんの声で、
呪文のように脳内で、繰り返し再生させていた。

それは、こまめに起こる回転めまいの前兆から気をそらすためだった。

きっと、それが脳波に現れてしまったのかもしれない。

だとすれば、脳波検査って、あまり意味がない気がする。

あっ、そうそう、私が時々飲んでるお気に入りのリーゼという坑不安薬は、
ベンゾアゼビン系だったよ・・・。

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