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2015年1月25日 (日)

無意識の悪意スイッチ

人には、「無意識の悪意スイッチ」があるのだと思う・・・。

◆ツレの悪意スイッチ◆

ツレは、ここ数年、私と二人きりの旅行先で、
私に対してふだん見せないような冷酷な態度をとるようになった。

人前で、私のことを大声で叱ったり、長々と嫌味を言いまくるのだ。

転職した今の職場環境が悪くてのストレスが原因だとしても、これはひどすぎだ。

私が「それにしたって、他に言い方があるでしょ?」と注意や指摘すれば、
「お前が悪いからだ」と言う罵倒が返ってくるだけで、話にならない。

この旅先でのツレの変貌は、いったい、どうしたというのだろう?

なにかの心のスイッチが入ったとしか思えない。

私を責めるツレの表情には、どことなく、楽しんでいるようにも見えた。

もしかして脳になにか快楽物質でも出ているのか?

とりあえず、習慣化しつつあるので、なるべく2人きりで、出かけるのは控えようと心に決めた。

.

昨年の11月5日。

驚くことに、自宅に居ながら、ツレの「悪意スイッチ」が入ってしまったようだった。

何かに対して私の意見、つまりはツレの反対意見を言ったことでスイッチが入ってしまったようだった。

ツレは、目を見開き、歯ぎしりするような口の形をしながら、私に対して悪態をついた。

「いい加減働いてくださいよ~。ほんとかんべんして~。この先お金かかるんだからさぁ~。」

今度は眉をへの字にして、わざとらしく困った顔をする。

まるで、自分が被害者なような態度だ。

私が「今は具合悪いから・・・」と返すと、

「じゃぁ、いつ治るんですか~?治そうという風に見えないんだよね~?」

と、感じ悪い口調で言ってくる。

こういえば私が困るというのを知っての発言としか思えない。

いやだいやだ、これって昔いた職場の上司 Uさんと同じ悪態じゃない。

何か発言するたびに罵倒しか返ってこなかった。

あまりにも耐えられなくて、体も壊して、逃げるためにあの職場を辞めたというのに、
自宅に居ても、同じ状況が!?

ツレのほうが口が上手で、あれこれ色々な方向から攻撃してくる。

どこまで追いつめる気だろう?

いくらなんでも言ってはいけない言葉ってあると思う。

私の心は、凍りつく以上に凍りついた。

地球の最低気温、南極の93度を通り越して、
心は、宇宙空間の、マイナス270度まで凍りついた気分だった。

もう、ちょっとやそっとじゃ溶けませんよ・・・。

.

不機嫌を心に秘めたまま、いままでどおり生活してたら、
さすがに気付いて、1か月後に、ツレが、殴らんばかりに、怒りだしたのだった。

「不満があるなら、言ってみろ!!」

2時間にもおよぶ話し合いとなった。

わたしがこの11月5日のことを言ったら、ツレは、

「オレは、働けって言わないよ。君が働ける状態でないのはわかっているから。
病気のことだって、もう何も言わないって決めたんだ。
本人が納得してないことを無理強いしても、いい結果にはならないこと
前回の入院さわぎでわかったからね。
働けとか病気を治せって同時に言わないよ。
なにかとごっちゃになってない?」

などと言うのだった。

あのとき自分が罵倒しまくったことなど覚えていないのだった。

たった1ヶ月前の出来事だよ?

でも、私も何に対して反対意見をしたのか、どうしても思い出せないから、
そういうものなのだろうか?

たしかに記憶というものは、自己完結したものは忘れやすく、
中途半端(実らなかった恋や夢などなど)はいつまでも覚えてるらしいけど。

ツレにしてみれば、暴言ではなく、正しいことを言ったつもりなだけので、
自己完結して忘れてしまったのだろう。

私は、同時に、2年前のパニック障害発症したときのことも言ってみた。

「パニック障害になったのは、あなたのせいだと思ってるのよ」

‘あなたのせいよ’っていう攻撃は大嫌いだけど、
私の具合の悪い一因はあなたにもある、ということを再確認させたかったのだ。

「お笑いライブの開館直前、
‘受付の場所を、なぜちゃんとまえもっと確認しとかないのか!?’と
会場するまでの延々40分、文句をわきで聞かされた。
嫌気がさして離れたくてさりげなく小走りすれば、執拗についてくる。
もう、今すぐにでも帰ろうかと思ったほど嫌だった。
あれが原因でパニック障害になったのよ」

すると、

「パニック症状になった瞬間のことは覚えてるけど、
その前の長々と文句言ったことは覚えてないなぁ」

とツレは言うのだった。

ツレは、ずっと、私がパニック障害になったのは、私の自己管理が悪かった(家にいるから)
と思っていたようなのだ。

相手が傷つくとわかっていて発した言葉、
どの角度から見ても悪口としか取れない言葉を言っておきながら、「覚えていない」・・・?

私だったら、「あ、今のは言うべきじゃなかった」と自己嫌悪におちいるけど・・・。

ともかく、今回の口論で、少しツレが優しくなった。

◆母の悪意スイッチ◆

最近になって、私と母と第三者という場面になった時、
母は必ず、私に対しての悪口を言うことに気が付いた。

先月は、飼い猫の具合が悪いので、
母にも動物病院の先生の説明を聞いてもらおうと、
久しぶりに同行させたら、

「猫の世話をしてるのは、わたしなんです!!娘は、ほとんどやってないんです!」

と言い出したのだった。

住まいが別なので、母の3分の1くらいしか猫の世話をしてないことになるのかもしれないけど、
私は毎日、3~6時間、猫の介護は、してるのである。

溶かしたエサを、30分おきにスプーンで猫に食べさすのは、
時間をとられるし、大変で、意外と本を読む時間もない。

パートに出てるほどの、時間の浪費をしてて、
時々「もっと自分の時間が欲しい!」と、不満に思うこともあるほど、
私なりに頑張っているというのに、
なにもしない姉をさしおき、悪口を言われるのである。

また、1年ほど前に、母が靴を買いたいというので、一緒に車で店に行った時のこと。

私が、なんとなくいい靴は目に入ったので、レジに持っていくと、
先にレジに来ていた母が、

「わぁ、なんて地味な靴~!。嫌ね~。」

と、けなしたのだった。

「ねぇ~?(そう思うでしょ?)」 第三者である店員に同調を求める母。

その靴は店の商品であるから、私をバカにしたつもりが、店をバカにしたことになってるのだが、
母は、他者のとおしゃべりが大好きで舞い上がっているので、
まったく気が付いていない。

1週間たったころ、玄関にその靴を見た母は、私にこう言い放った。

「あの靴、すてきね~。いいじゃないheart01

???

店にいたときとは、反対のことを言っている。

「お母さんはね、1週間前に店で、‘地味で、嫌ね’って言ったんだよ」と私が言うと、

「お母さんは、そんあこと言わないわよ!ほんとに!」と、

‘神に誓って!’的な表情でまっすぐ私を見つめるだった。

純粋な瞳で言われても、『悪口、言ったんですよ!あなたは!』と思い、うんざりする。

言った、言わないを口論したいところだが、母は決して折れないし、自分の非を認めない。

あげくには、私が母をいじめているという解釈になるので、
ガマンするしかないのだ。

思えば、私が小学生のころから、母はこういう態度をとっていた。

子どもの頃は、けなされても「ほんとのことだしな・・・」と思ってたけど、
最近では私に落ち度がなくても、第三者がいると途端にスイッチが入って
母は私の悪口を言うのだとわかった。

しかも、そのことを覚えていないということも。

◆ツレの母のスイッチ◆

ツレとツレの両親、そして私の4人で車で出かけることがよくある。

車内では、沈黙時間のほうが多い。

会話はなぜかカップル間だけという暗黙のルールができてるので、
私がツレの両親に話しかけることもないし、その逆もないのだった。

けして、仲が悪いわけではない。

そうした沈黙の中、ポツリと私がツレに話を始めると、どういうわけか毎回、
ツレの母がしゃべりだすのだった。

しかも、全く関係ない、たわいもない話を。

誰しもそうだと思うが、話の腰を折られるのは私は好きではないし、
他の人がしゃべってる中しゃべるのも苦手だ。

ツレの母のおしゃべりが終わったあと、続きを話すかも迷う。

私の話もたいしたものではないので・・・。

私が話し始めると、ツレの母の何かのスイッチが入ってしまうんだろうなと思う。

そして、今年もまた、新年早々、さっそく話の腰を折られたのだった。

「ここの交差点、車線間違えそうで苦手、おもわず右に---」と私が口を開いた途端、

「あの階段、神社の入り口に続いてるのね~!すごいわ~!」などと、
ツレの母が、云々(うんぬん)しゃべりだしたのだ。

本人はまったく悪気はないし、自覚もしてないだろう。

両親を下した後、ツレに私はちょっと愚痴ってみた。

「また、話してる最中に、話してきたね。
私がしゃべると、しゃべりたい衝動にかられるのかな?
あの神社の階段、私が小学生のころからあったけどね
(あなた方は地元だから知ってるでしょうけど)」

ツレは、

「もっと昔から階段はあるよ・・・。
お袋に(話を割り込むなと)言ったんだけど、わからない(自覚ない)みたいなんだよね」と。

◆「無意識な悪意スイッチ」とは?◆

ある立ち位置?場面?になると、スイッチが入り「悪意」といえる行動をとる。

平気で人格否定する言葉を発しても、失礼な行動をとっても、自分では気が付かない。

楽しそうでいて、無意識で、自覚もなく、記憶もないというのが共通している。

もしかして、これがトランス状態というのであれば、
いくら何を言ったって、こちらの思い伝わらないのは当たり前で、
ずれた返事がかえってくるのも当然といえるだろう。

  ※トランス(trance)
    睡眠状態などの場合に見られる、常態とは異なる精神状態。
    この状態では通常の意識が失われ、自動的な活動・思考が現れる。

本人は、快楽に似た、夢うつつの中で、心のままに暴言を発する。

緊張しない身近な固定の弱い立場の人に対して、無意識に。

そして、相手がそのことに不満を返せば、自分がひどいことしてるとは思っていないから、
「おまえはなんて性格悪いんだ!」と、相手のせいになる。

周囲は気が付かない。

なぜなら、当人は、一人の人しか責めないし、本質的にやさしい、いい人だから。

誰にでも人当りよく、親切で、正義感もあり、悪いことはしない、という人なのだ。

でも、自分の深層心理にある悩みや不安を抑えきれなくなって、
無意識にそう行動をしてしまうのではないか?と思う。

.

昔の職場のUさんもそうだったんだと思う。

慣れないリーダーの立場にストレスを感じて、
無意識に私に暴言を吐いて発散していたのだ。

不満顔をする私が自分の暴言が原因だとは理解できず、職場全員でシカトさせて被害者ぶり、
職場を辞めるといったら青天の霹靂みたいな表情をしてた。

辞めさせたくて、パワハラしてたんじゃないの?

職場を辞める当日、Uさんに対する不満があったことを一人の同僚に告白したら、
「不満そうにしてた、あなたが悪い」と、かえって責められ大ショック。

Uさん、人当りよく、頑張り屋さんで、私以外の人には、ものすごく親切で、世話屋きさんだったからね。

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