とくに欲しいものはない
2年ぶりにお年玉年賀はがきが当った。
30枚来た年賀状の1枚がヒットで切手シートゲット☆
毎回、切手シートだけど、それでも、自分がいい運を持ち合わせてるようでちょっとばかり嬉しい。
ニュースなどで騒がれてたけど、
今年から1等商品は、現金の1万円になった。
一昔前は、1等といえば、高額な電化製品や旅行などだったが、
ずいぶん地味になったものだ。
見れば、当選番号もだいぶ少なくなって、さみしい感じに。
ともすれば、数年後にはお年玉ハガキが無くなりそうな、そんな危うさが出てる。
私もそうだが、この頃では、世間全般、必要なものはもう手に入れてしまっているから、
物をもらっても嬉しく思えなくなっている。
まだ、欲しいものはあるのだけど、それはプレゼント商品でもらえるようなものでないのだ。
好みのタイプと違う、届いてみたら意外と‘いらなかった’など、
わくわくよりも、あら?となるのが目に見えている。
家や高級車などもらえたなら、喜ぶだろうか?と、自問自答してみるけど、
それでも、喜ばない気がする。
一体、どうしちゃったというのだろう?
スーパーのスタンプカードがだいぶ貯まったので、
商品と交換しようかと、カタログを見るけど、
‘欲しいけど欲しくないなぁ’と思ってしまい交換出来ずにいる。
先日テレビで、マツコデラックスさんが、‘結婚式の引き出物はカタログではなく、
新郎新婦の顔写真などが印刷されたようなものがいい、5年位バカにして楽しめるから’と言っていた。
『カタログ製品は味気ない』という意味で言ったわけではないだろうけど、
記念品としては、思い出にもならないし、面白みもなくて、
もう、カタログ交換はありがち過ぎて、飽きてきた感もある。
何が欲しいか・・・?
私は、才能と人望、豊かな生活が欲しい。
物じゃない。
きっと、みんなも、そんな感じなのだと思う。
1等が、現金1万円は、今の時代には合っていて、
そのうちまた、人々の気持ちがうつろって、物のほうが嬉しいとなる時代が来るのかもしれない。
✲
今年の年賀状、当選商品発表は、
1等、現金一万円
2等、ふるさと小包38点のうち一つ
(商品詳細http://yubin-nenga.jp/otoshidama/second_prize.html)
3等、お年玉切手シート
でした。
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