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2015年11月28日 (土)

大学は人生の夏休み?

「大学は人生の夏休み」という言葉をはじめて目にした時、不快に感じた。
大学は「勉強するところ」じゃないの?
自分の知識をより専門的に高めたり、
大学を通してしかとれない免許などを獲得するために行くところだと思っていた。

だから、とくに目的が無かった私は大学に行かなかった。
たぶん、私の周りの人たちも同じように思っていたと思う。
当時、8割の学生が高卒後就職して、成績優秀の志の高い人たちだけが大学へ進学していた。
田舎だったので、「高校さえ出てさえいれば、世間体に悪くない」という空気だった。
大学へ行くためには県外に出る覚悟でなければならず、
家業の農業を手伝いながらでは難しかったのだ。
(私の家は農家じゃないけどね)

先日、テレビ「ナカイの窓」で南海キャンディーズの山里亮太さん(関西大学出身)が、
‘週9回合コンがあって、大学時代は楽しかった’と話していた。
同席していたアナウンサーの桝太一さん(東京大学出身)は、
大学って勉強するために入るもんじゃないの?」と驚きを隠せないで言った。
すると、山里さんは
「いやいや、神様が最後にくれた一番長い休みだと思ったから(楽しくすごさせてもらった)」
と答えたのだった。

私はこれを見てツレに、
「やぁね~、こういう考えの人っているのよね~」と同調するものと思って言ったら、
「山里を非難するのか!? お前はひがんでいるだけだ!」と怒りの言葉がかえってきたのだった。
私はひがんでいないし、山里さんを非難したつもりはない。
私はただ、‘大学を遊びの場所’とする考え方が嫌いなだけだ。
山里さんに対しては、頭の回転が速く、会話もうまいからどちらかと言えば尊敬(?)している。
ツレは、高校時に父親が心臓病で倒れ、そのために大学へ行きたくて行けなかった人だから、
わかってもらえると思ったのだが・・・。

ツレは、ことごとく私の意見をつぶしにかかった。
私が、「親にお金を出してもらって、大学で遊んで、就職したら、高卒より給料良くて、ずるくない?」と言えば、
「大卒のほうが、会社に貢献してる比率は高いのは証明されてる」といい、
「お金が無くても大学へ行ける方法は、いくらでもある」と言い出した。
「学校でバイトが禁止されてても、大学の学費を貯めるためといえば許してもらえたはずだ。
なぜなら進学率が上がることは学校としても名誉なことだから」という。
「田舎だからバイトするところがないし、街までくり出すにも交通費がかかって割が合わない」
と私が言い訳しても「交通費を出してくれるバイトを探せばいい」とのこと。
私が「頭良くて優秀な人は奨学金だとか色々な方法が見つかるでしょうよ」と吐き捨てて言えば、
「親とか先生が何とかしてくれなかったと言ってるようにしか聞こえない」と言葉で噛みついてくる。

何度も言うように、私は、大学へ行きたかったわけでもないし、行けばよかったとも思っていない。
ただ、行きたくなかった理由の一つに、
お酒を飲んでバカ騒ぎしてる大学生には関わりたくなかった、というのがあったのだ。
だが、ツレは言う。
「4年間、遊ぶ期間があってもいいんじゃないの?」と。
「遊びの中で、人脈が広がり、将来の仕事などに重要になる人物との出会いがあったりするよ」と。
たしかに、ドラマ「アオイオホノウ」でも庵野秀明の会社設立が大学仲間だった。
社会人になってからはできない、または人生の糧にもなるかもしれない、
まじめな本格的な遊びは大学時代だからこそらしい。
実際に、大学時のサークルが本職になった人は少なくない。
たしかに、好きなことにのめりこめる時間は、大学時代しかないのかもしれない。

とうことは「大卒」という箔をつけるためだけ大学に来てるならば、
勉強は二の次で遊びほうける、ということか。

ツレは私に言った。
「がむしゃらに勉強したことあるの?」と。
「のんきに高校まで生きてきたなら、大学へ行けなくても仕方がないよ」
と、ツレは言うのだった。
思い返せば、人生がむしゃらに勉強したことがない。
高校受験でも、いま思えばあれはがむしゃらではなかった。
ツレは、がむしゃらに勉強の人生を歩んだからこそ、大学で遊びたかたんだ・・・。

私が十代の頃、死語になりつつあった「花嫁学校」という言葉があった。
私は、「どこにお花や茶道、着付けなどを習える学校があるのだろう?」と思ったものだ。
パソコンもない時代だし、人生孤立してたので、知りえなかった。
「花嫁学校」というものが、じつは「女子短期大学」をさしてることを知ったのは、30歳まぢかになってから。
短大に行くと彼氏ができやすく早く結婚できる、ということだったらしい。
上の世代のことなので詳しくは知らないが、それを聞いた時も、大学に対する落胆を感じたものだ。

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