猫のアリスのお手て
猫の3匹に1匹はかかるという腎臓病に、アリスはなっていて、
数年前から、腎臓病の薬と専用のエサ、ときおり点滴(腎臓を浄化するため)をしている。
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2015年の11月10日ごろから、
もずく酢にあるような粘り気のあるよだれをたらすようになった。
まるで水漏れのように、拭いてもふいても、おさまらない。
なので、あごの下に布を置いたりしてたけど、一日中、アリスはじっとしてるわけではなく、
なかなかフォローが行き届かないので、
どうしても前足がよだれでびしょびしょになってしまうのだった。
よだれのせいで、前足の毛がはげてきたので、
包帯を巻くことにした。(12月3日)
ガリガリにやせてるので、ゆるめに。
これで一安心と思いきや、包帯の表面は乾くものの、
内側は蒸れるということで、ますますハゲがひどくなってしまった。
結局、前足はむき出しのままになり、
ごそごそっと毛が抜けて、左前脚の5㎝×2.5㎝が完全に無毛となってしまった。(12月12日)
そして、原因不明の手のむくみもおこるようになった。
ひどいときには、本来の腕の2~3倍の大きさに!(12月21日)
12月19日あたりから、どういうわけか、よだれをたらさなくなった。
そして、どんどん左前足のハゲてたところが、黒ずんできたのだった。(12月30日)
看護婦さんに聞くと「しょうがないよ」という。
「しょうがないとは??」と思ったが、死期がせまってるといろいろあるのだろう、と解釈。
でもやっぱり、「しょうがない」の理由を知りたくて、先生に聞くと、
「毛が生え変わってきてるんだよ」という。
どの動物でも、怪我などでハゲると、そこからは体毛より濃い毛が生えてくるそうだ。
いまやアリスの全体の毛は色あせて茶色がかってるけど、
さわってみるとたしかに、若々しい真っ黒な毛が生えて来ていた(1月8日)
✿
アリスは18歳と7カ月の高齢ねこ。
いつのまにか、伸ばしっぱなしでも、爪がとがらなくなってた。
こういうのを、「ババヅメ(婆爪?)」というそうだ。
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