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2016年2月21日 (日)

叱るより導け

教育とは死に至らない失敗を
安全に経験させるものです
     ----------植松努----------

教育は、失敗や責任の避け方を教えるものではなく、
それへの対応の仕方、その乗り越え方を教えるものであるはず-----・・・
(以下省略)

    朝日新聞「折々のことば」 2016年2月17日の記事より

自覚はなかったのだが、あまりにも周りが「あなたの話はわからない」というので、
「会話下手」が悩みの一つになった。

たしかに、数年前に書いた日記を読み返すと、当時の状況を忘れているので、
なんのことやら意味不明の内容の文があったりする。

つまりは、私は要点をまとめ、簡潔に説明するのが下手なのだ。

文章能力があったなら、毎日エッセイを書いたり、物語を作ることができるのにと思う。

しゃべらないことで人を拒絶してるという誤解をうけて、いじめられることもないのにとも思う・・・。

.

先日、ぽそっと、ツレに、

「日記でさえも、自分の言おうとしてることをうまく表現できないのだから、
しゃべるのなんて、なかなか難しいね。
時間をかけてるのに、文章をまとめられないんだもの」

とぼやいたら、1時間の説教をくらってしまった。

「お前は自分の思い込みを人に押し付けるくせがある」だとか、
「お前は人の話を聞いていないからだ」とか、
「内容ではなく、ネガティブなことを聞かされそうな不愉快さがある」とか、
「人を腹立たせる話し方をする」
などということを、声を張り上げて言いまくる。

私が素直に「はい、わかった。直すね。」と言わず、納得のいかない顔をしてるので、
彼はますます言葉に力が入るのだった。

彼は延々と精神論をせめてきてるだけ。

私はコツを知りたいだけなのだ。

「論点がずれてるのよ」と私はうんざりしながら言った。

「どこがずれてるんだ?!今の会話から説明して見ろ!」とツレは怒る。

「今の会話からは無理なので、例えば、コーヒーカップを持ってたとして---・・・」

「なんでコーヒーカップが出てくる!?」

「まぁ、聞いてくださいよ。

‘コーヒーカップの側面を直に持ちながら『これ(カップ)って、熱くて持つのキツいよね。』
と言う人’がいたとする。

あなたは、『側面を持つからいけないんだ。他のひとは熱いなんて言わないぞ。
なんで熱いと感じるかわかるか?体温より高いからだ』などと言ってるのと同じなのよ。

私はね、『ここの‘取って’を持つといいよ』という簡単な答えが欲しいだけなの」

そう私が言いうと、「だったら、これはどう持てばいいんですか?って聞けばいいことだろ!」
というのだった。

.

「やりづらい」と感じるような事柄は、いたるところにあり、悩みと思ってないことが多い。

だから、「どうすればいいんですか?」などと、聞くことはないのだ。

ぶきっちょさんは、ささいなところで間違えて無駄な苦労してることがあるので、
困ってるのに気が付いたら、
「人のやってることを観察してないからだ!!」などと怒らず、
「こうしたほうがいいよ」とさらりと助言してくれればいいと思う。

.

ツレは、耳にしたことを丸暗記して、すぐに要点をまとめ説明することができる才能があるが、
人に何かを教えるときは、感情が先だってしまうらしい。

出来る人は、見下しや偏見の感情で、そういう発言になりがちな気がする。

「教えたってできっこないから、教えるだけ無駄だ」と。

足の悪い人が「走ってみたい」と言った場合、「やめろ」というか、走り方を教えるか。

箸の持ち方を知りたがってる外国人に、「外国人には無理だよ」というか、指の置き方を教えるか。

でも、とりあえずは、そのひとがやりたがってるなら、
ちょっとした叶える手助けをするくらい、どうってことないじゃない?

方法を聞いて、
やれるのか、やれないのか、やらないのかは、その人に任せればいいだけのことなのだ。

.

厚切りジェイソンという「ホワイ、ジャパニーズ、ピーポー!?(なぜなんだ、日本人!?)」で人気の
アメリカ人の芸人がいる。

彼は、ザブングルの芸を見た後に、どうやったら芸人になれるか直接聞いたのだそうだ。

ザブングルの加藤さんは、「満足いくとこまでいって、ダメだろうな」と思いつつも、
会社を辞めなくても芸人を目指せる「ワタナベコメディスクール土、日コース」を教えたという。

そして、芸を修練したジェイソンさんは、今やラジオ番組まで持つほどの大物芸人になったのだった。

どんな結果になるかは、とりあえず、やってみないとわからないものだし、
ちょっとしたコツを知るだけで飛躍する人もいるのだ。

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