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2016年6月 3日 (金)

一気飲み出来ないの

よほど、のどが乾いていない限り、私は、水やドリンクをゴクゴク飲むことが出来ない。

大さじ一杯くらいで、溺死してしまいそうになることもある。

自分の唾液がふいに気管に入って咳き込むこともあるから、
 たぶん、ノドの何かしらが悪いのかもしれない。

小、中学校の頃は、給食にはかならず牛乳がつけられていて、容量はたった200㎖にもかかわらず、
これを飲みきるのが大変だった。      

最近いわれるように‘牛乳はごはん(白飯や麺類、おかずも含む)に合わない’から、
食事の合間に、ちびちびごまかしながら、牛乳を飲むのが難しいのだ。

せめてミルメーク(味付け砂糖)など混ぜれば、デザート感覚で少しは飲みやすくなるけど、
そうめったに出るものじゃなかった。(この時代は一般に販売もされてない)

だから、いつも、食事開始と同時に、一瞬で飲みきってしまう男子が、とてもうらやましかった。

そんな水分を採るのが苦手な私が、ある時、
みんなの前で、一気飲みを披露しなければいけないという状況に陥った。

今思い出しても、嫌な記憶。

20歳のときに同窓会があり、なんと余興が「一気飲みorカラオケ」だったのだ。

カラオケを選べればよかったのだが、
会場に入った時に渡された、ゲーム用の数字が書かれた紙きれを、ついバッグにしまい、
それを壁に寄せられたイスに置いてしまって、ゲーム進行をてこずらせてしまったのだ。
(女性の服には上下ともポケットがないものがある・・・sweat02

ゲームが始まり、一番初めの番号を読まれたが、誰も名乗り出ず、
1分くらいたち‘まさか自分じゃないよね?’とバッグに取りにいくと、
ほんとにまさかの自分の番だった。

おずおずと、みんなの前に出ると、選択の余地も与えられず、
オレンジジュースの入った180㎖サイズのグラスを手渡された。

進行役は、数秒で次の人にいけると踏んでいたのだろうけど、
私はがぶ飲み出来ないのだ。

必死で飲もうとしたけど、まったくのどが開かない。

哺乳瓶で飲んでるがごとくのスピードで、飲みこむときには息を止めてるから酸欠になり、
途中、3度、深呼吸しながら、5分かけて飲み干したのだった。

カラオケのほうが、時間が短かったかも。

席に戻ると、「一気飲み」への怒りと恥ずかしさで、もう、この後のことは記憶にない。

みんなは、手拍子しながらどう思っていたのかは分からない。

でも、ここにいた人たちは私の醜態をみて、
「一気飲み出来ない人がいる」ってことを知り、
この先、むやみやたらに、当然のように一気飲みを強要させることは、しないんじゃないかと思う。

きっと、これが私の人生の役割だったのだと、そう思うしかない。

動物によっては水を飲まないものもいるらしくて、
あるマンガに、「ハムスターは、野菜から水分補給するから、水を飲まない」とあった。

実際は、ボールペンの先のようなものが付いた専用ポットで、水を飲むことができるようだが、
「水を飲まず、野菜から水分をとる」というのを目にした時、私も、ハムスターと同じタイプなんだと確信した。

食べものから水分をとるためには、やはり副菜(脇役のおかず)にジューシーさが必要で、
春雨や白滝などが入っていると、口の中に潤いが増し、咀嚼(そしゃく)がしやすい。

とくにサラダは、使用されているほとんどの野菜が水分多めで、しかも、
ドレッシングでさらにジューシーになっているから、口の中の満足度はかなり高い。

世の中の女性が、サラダ好きという事柄から、もしかすると、私ばかりでなく、
多くの女性も、がぶ飲み出来ず、水分を食べ物にたよっているのではないとか考える。

事実、ゴミ屋敷になっている、若い女性の一人暮らしの部屋には、
いたるところに、飲み残しのペットボトルが散乱している。

ということは、がぶ飲みが出来ないのは女性特有なのかもしれない。(当然、個人差はある)

だけど、デザートがあれば、ごくごく飲みくらいは出来るようになる。

もしかすると、女性がデザート好きなのは、「水分をとれ」という本能からなのかもしれない。

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