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2016年7月 9日 (土)

ADHDな、うちの母親

結局人の仕事は 若いときに与えられたものを
 一生かけて解くということなのかと このごろ思う

                   筒井清忠      朝日新聞 「折りのことば」 2016.6.29から

Photo


ずっと気になっていた大人版のADHDの本が図書館にあったので、手に取ってみた。

母が、ADHDらしい・・・からだ。

.

◇ 大人のADHDの症状 ◇

・ 片づけられない、忘れ物が多い、衝動買い、段取り悪い、いつも探し物をしている

・アイデアマンで行動力もあるが、会議など、下準備や練るのが嫌いで途中で挫折。

・単純作業、雑務が嫌い、じっとしていられない。

・順番を待っていられず、列に割り込む、人の話をさえぎって、しゃべり続ける。

・多趣味だが、あきっぽい。一つの会社に長く勤められない。

・発言が気まぐれ、面倒なことは先送り

・遠まわしな発言が苦手で、思ったことをすぐに口に出す。

・・・など。

.

この本は、イラスト付きで読みやすいが、‘あなたはこんなふうにダメなんです’と連発で指摘されてるような書き方で、
当事者が読んだらへこんでしまいそう。

解決法も書いてあったけど、結局のところ、「周りがこまめに世話を焼きましょう」ということらしい。

当人にADHDを自覚してほしい→アスペルガーかも、って、解決になってないよ。

知りたい情報は、これにも書いてなかったので、もうADHDの本は読まないと思う。

.

母がADHDであることに、何が迷惑で困っているかというと、

『一般常識や理屈が伝わらない』

ということだ。

物事を断片でしかとらえないせいで、勘違いもすごく、
誤解したまま信じて、他人の意見を聞き入れない。

一番、嫌なのは、
ささいなことで、いきなり激昂することで、
言われたほうは、かなり神経すり減る・・・。

◇ 母の変なとこ ◇

・聞きかじりで、よく理解しないまま、うのみにする・
 私が子どもの頃、母が「石立鉄男と大場久美子は親子なのよ」と言っていた。
職場の人が話していたことを信じたらしい。
おそらく彼らはドラマの内容(秘密のデカちゃん1981年放送)を話していたにちがいないが、
母は、ドラマを見ないから、言葉どおり受け取ったようだ。
(他にも、母は‘山口百恵の父は宇津井健なんだよ’と言ってた)

・否定や反論には過剰に反発・
ふだん母は、酒など少しも飲まず、好きでもないのに、まれに、
180mlのビールを買ってきて台所で料理しながらちびちび。
何で見て学んだんだか、かっこいい行動と思ってるらしい。
それじゃ、キッチンドランカーなのだが、わからないようだ。
「豆腐やからあげと一緒に飲んだらおいしいよ」、と教えたら、
「だって知らないんだもん、しょうがないでしょ」と逆切れされてしまった。
「それは間違いだよ」と言ってるのも同然だから母はキレたのだ。

・じっとしていられず、家にいられない性分、出かけ戻るとすぐ出かける・
専業主婦や働いていない人を平気でバカにして見下す。
夫に頼ったり、夫の収入で生活してる人を変だと言う。

・その場の感情で思ったことを後先考えず、発言するので、数日経つと覚えていない・
「カメラを使えたら楽しいだろうね」と母がいうので、
3日後にカメラを渡そうとしたら、「自分で撮れないの?」とけげんな顔をされてしまった。
自分で写真を撮りたいと言ったことを忘れてしまったようだ。
自分で話したおしゃべりの内容は、ほとんど覚えていない。
発言に責任感なし。

・どんな時でも、夫婦喧嘩で殴られても家族が亡くなっても泣くことがない・
感情移入が出来ないらしく、ドラマも映画も小説も歌も関心がなく、見ない。
泣いてる人を不思議そうな表情で見る。

・食べることに興味がなく、ぼろぼろこぼしながら食べる・
そのくせ、他人がくれた食べ物には文句をつける。
外食やおいしいものを食べに出かけることに興味がない。

・自分の想像が、いつのまにか真実のことだと思いこむ・
夫婦喧嘩の原因は、母が自分の妄想が原因で父を責めてたからだ。

・睡眠が浅く、目を閉じてるのと眠っているの違いが分からない・
寝てる人にふつうに話しかける。

・苛立ってるときは、深夜でも相手に電話をかける・
午前2時だろうが、真夜中に怒りで目が覚めた途端に電話攻撃。
そのくせ、夜の9時に電話がかかってくると「こんな遅い時間に失礼だ」と怒る。

・見知らぬ他人をつかまえて身の上話を長々と話す・
が、家族との肝心な内容の会話はほとんどなし。

・家族は裏切るものなので、信用できるのは、他人、と思いこんでいる・

などなど。

数年前のことだが、叔父が亡くなり、葬儀場で、
母は、ふだんと違う環境からか、興奮してひとり大声でしゃべりまくり、止まらなくなった。
家族葬でたった9人の知れた親戚しかいなくて、甘えから心の制止が聞かなかったのかも知れない。
「静かにして、となりにも葬儀に来てる人はいるのだから」と母の姉妹は穏やかな声で言ったが、
母は「バカにされた!」とますます大きな声で、ひとり空(くう)に向かってしゃべり続けたのだった。
私が猫の介護のために途中で帰ると、そのあとは、なぜか静かになったらしい。
また、母の姉妹が、そのあと何度か母とドライブに誘ったが、そのたびに母は車中で大声を上げたということだ。
ふだんと違う状況は、母を興奮させて、おしゃべり暴走をさせてしまうようで、
しかし、本人は自覚があまりないようだから、どうしたものかと悩む。

あるとき、別のADHDの本に、

子どもがバスの中で騒ぎ出したら、いったんバスから降りて、
状況の空気を変えてあげましょう

というのがあった。

そうか、母が興奮したらこの方法をとればいいのだ。

いったんみんなで部屋を出て、その場の雰囲気を変える。

いままで読んだ中で、ためになったのは、この一文だけだったな。

あるADHDの本の挿絵から。 母はこんなタイプ。downwardleft

2_2

私はこんなタイプ。downwardleft

1_2
性格が違うから、母とは対立しちゃうのよね。

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