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2016年9月 6日 (火)

私と30歳

あのころ、30歳は「おばちゃん」だと思っていた。

だから、30歳までに結婚しなきゃと思ったし、
服装も30歳になったらジーンズはやめてスラックスにしなきゃ、と思っていた。

実際、30歳になると、私の場合、再就職の採用率はがくんと下がったし、
通りがかりの男性の視線ももらえなくなった。

どうやら、女性としての魅力が減ったらしい。

自分では、見た目的にたいした変化はないつもりだが、はたから見てみれば何かが違うようだ。

タレントの森尾由美さんは、昔、「30歳にはなりたくない!!」と号泣してたそうだが、
あのころは、だれしも「30歳はおばさん」と思ってた時代だった。

私には、そういった「30歳=おばさん」といった恐怖感はなかったが、
「30歳=雑誌ヴァンテーヌのようなファッションの女性」といった、
大人女性への一歩前進の期待を感じた。

オフィス街を歩くような、粋な大人の女性になれる気がして、夢見てた。

だが、30歳になってみると、身近すぎる家族の反応は世間とは別物で、
私が、店員見立てのちょっとしたおしゃれの数万円のスーツを着てたら、
「わぁ、おばちゃんの服装!私の方が若い格好だわheart01」と50代の姑につっこまれてしまい、
出鼻をくじかれてしまった。

それ以来、どこに行っても、カジュアルファッション。

親から見れば、30歳はまだまだ若者だし、未熟に見えるから、考えもなくそう言ったのだろうけど、
世間は、「30歳は完全大人」と見てるし、「大人のものごし」を求める。

そんな世間と親の感覚のギャップに戸惑う。

30歳過ぎても、
親から「同等の大人扱い」されることがないのは、どういうことだろう?

.

よくよく考えれば、昔、「30歳=おばさん」だったのは、「20歳=大人」だったからだ。

今の時代では、「20歳」と聞いて成人したのは理解できるけど、「大人」という感覚はない。

しかも、「一人前の大人」とは。

「30歳」でも「大人」というより「若者」だ。

若いという事はいいことだが、そのことで世の中みんな大人になるきっかけを失ってしまった気がする。

周囲の大人も当人も「大人として接する」タイミングがわからなくなったように思う。

大人には大人に対しての礼儀や距離感がある。

「30歳はおばさん」ではなく「30歳は大人への節目」という感覚は今も大事ではないかと思う。

たとえば、家庭や職場で、大の大人の部下や自身の成人した子どもに、
頭ごなしに叱るというのは、しなくなるのではないか?とか・・・。

少し、上下関係、主従関係が密着しすぎるあまり、厳しくなってるように思う。

「陽のあたる教室」という映画があり、内容は学級崩壊したクラスを、学生と見下さず大人として接したら
改善したという感動ストーリーが忘れられない。

と、そんなこと考えるのは、子どももいないこともあって、
親から毎週怒られてる現実があるから。

もう、「相手は成人しても自分の子供だから怒鳴って当たり前」、は、終わりにしてほしい。

はやく、一人前に見られたい。

すでに、中年でもあることだし。

(おわり)

.

おかしいな、軽い話にするつもりが、
AMEMYAの「冷やし中華はじめました」の歌みたいに重い内容が入っちゃったなぁ。

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