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2017年6月12日 (月)

パニック障害症状再び

2012年頃だったか、夫の伯父が入院したとき、
見舞いをする伯母を私が連日、病院へ車で送り、つきそった。

1週間たったころだろうか、実家にいたときに激しいめまいに襲われ、私は動けなくなってしまった。

何日も何日も激しいめまいは治まらず、病院にひんぱんに通い、
強い注射を何本も打ち、薬も飲んだがまったく完治せず、
結局、視界が揺れてる症状が、今現在までも続いている。

なじみのない親戚をわきに乗せるプレッシャー
相手の長話に気をきかせた返事を頭の中でめぐらしながら、
事故にならないよう周囲の状況に気を払うといった、数々の重なるストレスで、
私の脳内の何かしらの回路がイカれてしまったらしい。

対人嫌いで無口、かつ、ラジオより音楽派の私にとっては、車中のおしゃべりは苦行そのものだった。

なにより女性が苦手な私だから、たった1週間で私の自律神経はショートしてしまったようだ。

とはいえ、当然ながら、伯父と伯母には、私が今もめまいで苦しんでいることは、
伝えていないので、まったく知らない。

.

先月、その伯母が乳がん手術をして、今月は、経過検査などの通院をくりかえしている。

伯母のガンはたいしたことはなかったようで、手術も軽く、
もともと健康体な頭もしっかりした人だから、退院後も今までと同じように元気なようだ。

けれども、87歳という高齢なので、通院には、伯母がずっと続けているおけいこの仲間か、
甥である夫が車で送迎、付き添うことになった。

伯父は元気だが、車いす生活になって、もう車で送迎することができないので、私たちはその代りなのだった。

今回、みんなが用事があって出来ないため、通院の付き添いは、私の出番となった。

6月11日の昨日、朝の9時に伯母から「明日、10時20分に迎えに来てね」と電話がきた。

夫からは『10時過ぎに』と聞かされていたので、時間がゆっくりになったなと思った。

ところが、その日の夕方3時に、留守電には「やっぱり10時10分で」といった内容が録音されてあった。

伯母は、慣れないことで少し混乱してるようだが、私の中に何かしらのストレスを感じた。

なんだか存在が重い・・・。

時間変更を聞いたか心配するだろうと思って、「留守電聞きました」の連絡の電話をかけた。

すると、「診療は早く終わるだろうから、そ
のあとにデパートで食事と買い物(伯母のもの)をしましょう」と伯母が言ってきた。

なぜ私となのか?80代のファッションのセンスは私にはとうていわからない。

夫からそれらしき話は前から聞いていたが、伯母はどうしても私と買い物に出かけたいらしかった。

とりあえず承諾したが、じつは私、子どものころ頃から事故運がひどく、
方向音痴だし慣れないところに行くのは苦手なのだった。

めったに行かないデパートの、しかも入り組んだ場所にある駐車場入り口の出入りが、
スムーズにできるかも自信ない。

それよりなにより、長時間拘束の緊張やストレスで、めまいやパニック障害が再発するか不安だった。

なんだか、燃える火をまたがなきゃいけない雪の精の気分だ・・・。

.

そんなこんなを忘れて、大笑いしながらバラエティ番組を見てたその日の午後9時半、
突如、強烈な不安が胸を襲った。

精神がガクガクする。胸がざわざわ苦しい。心身なんだか耐えられない。

すぐに、パニック障害の症状だとわかったが、誘発する精神安定剤をのんでいないにもかかわらず、
いったいこれは、どうしたことだろう?

あの時のパニック障害は、薬の副作用じゃなかったのだろうか?

「具合が悪いから、寝室で横になる」とふらふらと席を立った私に、夫は、理由を聞いてきた。

私はしぶしぶ、
「きっと明日のプレッシャーだと思う。買い物も付き添うことになってるから」と答えると、
「えっ?電話きたの?オレのところにかけてって言ったのに。いま、オレ、その電話待ちしてたんだぞ」と、
延々と言葉を返してくる。

病気の苦しみなんてものは、家族でさえもわからない。

ようやく会話から解放されて、布団に入って横たわるが、苦しみは治まらない。

痛いわけではないが、「自殺したほうがマシ」と思えてきそうなほど、不安が胸をしめつける。

外に出て、冷たい風にあたろうか?しばらく外を歩き回ってみようか・・・?

このままだと、回転性のめまいも起きそうに感じた。

死にたくなるほどつらい。どうしよう・・・。

だが、治す方法は、私には明白だった。

そう、「明日の付き添いをキャンセルする」ということだ。

伯母には申し訳なかったが、私にはすべてが無理だった。

夫に電話してもらい、行けなくなったと伝えてもらった。

すると次第に、胸騒ぎがおさまり、正常になってきた。

平常心を取り戻すと、今度は、罪悪感にさいなまれ、
何度も、「大丈夫になったから行けます」と言おうかどうか思い悩んだ。

しかし、無理をして、送迎の途中で、発作が起こるとも限らないのだ。

かえって周囲に迷惑をかけてしまうにちがいない。

まさか、これって、適応障害なのだろうか・・・?

.

次の日の、伯母の送迎をするはずだった今日、
私は仮病をして学校を休んだ子どものような嫌な気持ちになり、
何をする気もおきず、一日中ふさぎこんでしまった。

(おわり)

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