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2017年9月16日 (土)

もろもろな出来事・4

◆ 列車内に、食事スペースがあったらなぁ 

今年の5月、夫の80代になる伯母が手術入院した時に、伯父夫婦には子供がいないので、
伯父の姉の’子ども’(仮名クニオさん)も付き添いに駆けつけた。

‘子ども‘といっても、60代にもなる男性で、
すらりとした長身の、老人とは思えないほどの若さをたもっていた。

彼は、2つとなりの県から、早朝の列車に乗って来たといい、
私たちが朝の8時半に病室に着いたころには、すでにいたから、
どれだけ早く家を出たのだろか?と思う。

2時間ほど経った10時過ぎ頃、伯母が手術室に入ったので、
私たちは、待合室で待つことにした。

のどは乾いていないが、私は、病弱な自分を気遣って、
「そろそろ、何か飲んだ方がいいですよ」とみんなにも声をかけた。

すると、クニオさんが、「私が買いに行きましょう」と言って、全部の支払いまでしてくれたのだった。

ふと見れば、邦男さんの分のドリンクが無い。

彼は、私の目線に気づいて、
「電車に乗る前に買ったものがあるので、いいんですよ」と、ほほ笑んだ。

彼は、みんなに気付かれないようにテーブルのはしにすわると、
バッグからドトールの紙袋を取り出し、
そそくさとサンドイッチとふた付きカップ珈琲を手早く食べたのだった。

電車に乗る前って、5時間くらい前ってこと・・・sign02 氷入りだったら、すでに薄まってるじゃん・・・。

きっと、電車の中で食べるつもりだったんだろうと思う。

そう、電車の中って、予想外にひと目が気になって飲食ができないのだ。
.

私は、17年くらい前の出来事が頭をよぎった。

当時、シャ乱Qが初めてわが県でコンサートをするというので、
自宅から列車で2時間離れた場所に姉と二人で行ったことがあった。

知らない場所で、7時半の開演だったと思うから、4時には家を出たんだと思う。

そして、コンサートは、9時すぎぐらいに終わり、夕食はどうしようか?と二人して悩んだ。

家までは、列車で2時間かかり、そこから乗り継ぐから、
家に着くのは、深夜の11時半すぎになるだろう。

11時なんて食事をするには遅すぎるし、
夜遅く出歩かない私たちは、早く帰りたかったので、
買ったマックは、その場で食べず、電車の中で食べることにしたのだった。

ところが、客はまばらしかいないものの、なんだか食べちゃいけない空気感。

せめてボックス席であったなら食べることもできたのに、
全面向かい合わせの席では、ひと目が気になって、ドリンクすら飲むことが出来なかった。

結局、家に帰ってから、冷めきったバーガーをほおばることになったのだった。
.

世間の多くの人たちは、「匂いが気になる」とか「マナー違反」とか文句を言ったりするけど、
長時間電車で移動せざるをえない場合、しかも、先を急いでて、時間が空いてるのが、
電車内だけしかなかった場合、車内での飲食は多めに見てほしいと思う。

そういえば数年前に何かで、
「列車の中で、レジャーシート敷いて、親子が食事しだして驚いた」という、
目撃者の話を聞いたことがあるけど、
彼らも理由があって、そこでしか食事出来なかったのだろうなぁと思う。

大昔の汽車の時代では、移動に時間がかかったから、
ボックス席で弁当などを食べるのは当たり前だった。

相席だったりするから、目の前の他人にも「みかん、どうぞ」と分け与えていたのは、
匂いへの配慮だったのかもしれない。

数十年前までは、寛大だった世間なのに、今の時代は少し、冷たい気がする。

そんなこんなで、ボックス席と小さなテーブルがあって食事が許されたらなぁと思う。

とはいえ、私は、電車には、数年に1どくらいしか乗らないのだけどね。
.

◆ ドアの鍵が折れたよ 

Cimg5133

この前、母から「鍵が折れて、鍵穴から取り出せない」と泣きの電話が私のもとにかかってきた。

おっとり刀で、実家に向かったが、やはり、私に出来ることはなかった。

折れた鍵の先は、鍵穴からまったく見えなくて、素人ではまったく無理だった。

母は、いそいで、3か所の鍵レスキューの会社に電話をかけ、
修理の相場は、8000円から15000円だといわれたそうだ。

私は修理に立ち会えなかったけど、
母の話だと、修理は、お金を用意してる数分で終わり、修理費は11000円だったということだ。

どうやら、鍵穴のシリンダーだけの簡単な交換だったらしい。

鍵穴シリンダー交換+鍵3個+出張修理費=11000円

賃貸アパートなので、鍵交換したらどうなるのかな?と心配に思ったら、
大家に新しくなった鍵を送ればいいとのことだった。

なるほど。

頑丈そうでありながら、鍵って折れるんだなぁと、新知識を得る。

また、ネットでは、自分での交換修理方法も公開されてて、ほんと簡単そう。

でも、男性ほどには、手先は器用でないから、知ったところで、やらないけど。
.

◆ 外国人がいう、サムライのイメージ ◆

現代の外国の映画関係者たちが、「侍ほど、孤独なものはない」という感傷的なイメージをいだいているのを、
ことあるごとに見聞きするたび、私は、疑問に思っていたが、
このたびようやく自分の納得いく答えに行きあたることができた。

彼らがいう「サムライ」は、きっと、
1962年に放映された邦画の「切腹 / HARAKIRI (腹きり)」だ。

Photo 中代達也主演、小林正樹監督

公開当時、世界に衝撃を与えたという作品。

内容は、
1631年頃の江戸時代。
戦争がなくなり、仕事にあぶれた地方武士たちが浪人となり、
生活に困って、よその玄関先で「切腹するぞ」と脅しては、
お金をせしめる方法が流行っていた。運が良ければ職にもつけることも・・・。
津雲半四郎の娘婿も、病気の妻と子を助けるため、
金策として、恥を忍んでそれを行ったら、本当に切腹させられてしまった。
娘婿の遺体姿にショックを受けた義父の半四郎は、その屋敷にひとり乗り込む。
誰よりも剣の達人の半四郎は、15人ほどの相手に切り合うが、
最終的に銃の一勢射撃を受け死す。
そういった事件を、世間は、「自宅侵入したキチガイをやっつけてすごいね」と、
屋敷の人たちをほめたたえた。

という話。

まるで、いじめを見てるかのようで、竹光での切腹場面は、壮絶すぎて息をのみます。

モノクロで、当時のテンポに、少し身構えてしまいますが、
見終わって見れば、ものすごくいい作品で感慨無量に浸ります。

1967年のアラン・ドロンの「サムライ」という映画の初頭には、
サムライの孤独についての武士道の文章があり、
孤独な殺し屋の男が、「切腹」同様、一斉射撃を受けて死んでしまいます。

「切腹」をオマージュしてるのでしょう。

外国人たちの抱く「サムライ」のイメージを、知っておくのは、
日本人としては大事に思えるので、海外の人と交流ある人は必見ですね。

モノクロ映画が苦手だと言う人は、
2011年に「一命」(主演、市川海老蔵)という名で、「切腹」のリメイクされてるそうなので、
こちらを見るといいかもしれません。

ちなみに、
1962年の「切腹」の一騎打ち場面に出てくる、適役の丹波哲郎が、ものすごくハンサムで、
中年以降しか知らない私には、驚きでした。

(おわり)

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