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2018年6月24日 (日)

はみだしっ子ちゃんという子猫

‘はみだしっ子ちゃん’

ブログでは、そう表記しているけれども、
それは単なる識別番号的なだけであって、
実際のところ、
その子猫に、名前はない。

(※はみだしっ子ちゃんの家族全員にも、名前はついていない。)

◆ 「はみだしっ子ちゃんは、いつも家族からはみ出ている」 ◆

「はみだしっ子ちゃん」と呼んでたゆえんは、
その猫の家族の中で、いつも、ひとり、はみ出ていたからだった。


2017625

2017620 2017.6.20


201778 2017.7.8


2017721 2017.7.21


2017103 2017.10.3


2018215 2018.2.15


20183 2018.3

理由はわからないが、
はみちゃんは、いつも、家族から少し離れた場所にすわっていた・・・。

◆ 「母猫と折り合いが悪い」 ◆

親子関係が、うまくいってないようで、
あるとき、ヘビににらまれたカエルのように、
母猫に、にらまれ、ツツジに逃げ込むはみちゃんを見かけたことがある。

3p

虐待されてるのかな?・・・と感じ、
ディヴ・ベルザーの「It(それ)と呼ばれた子」のストーリーが頭をよぎった。

はみちゃんは、同時に生まれた兄弟とくらべ、
体は小さく、ガリガリだった。

20017118

猫の世界でも、‘肌が合わない’親子関係があるのかもしれない。

お互いに努力しても、歩み寄ろうとしても、いら立ちばかりがつのるのだ。

12017.6.15
2_2 何かに耐えかねて泣き叫ぶ」母猫ブルー

もしかすると、はみちゃんが、発達障害だったのかもしれない。

◆ 「はみちゃんの家出」 

2017年8月、生後3ヶ月頃のはみちゃんは、家出を決行した。

叔父(ブルーの双子の弟)のオッドがいる‘くびわの猫ハウス’にやってきたのだ。

頼れるものはやはり、親戚。
5_2 2017.8.23

食事も分け合って。
8

帰らない子猫にオッドも心配です。
1_3 2017.8.25

2_3

ちゃっかり猫ハウスの中で寝んね。
9


10 2017.8.31

はみちゃんは、母に、母猫の元に返され、
はみちゃんは、二度と、このねこハウスに来ることはありませんでした。

しかし、それ以降のはみちゃんは、
家族から離れた壁際の草むらに、よく、ひとりうずくまるようになりました。

1_4 2017.11.13

陽が落ちても、親や兄弟ねこの元に帰ろうとしません。

母猫が「ニャ、ニャ、ニャ」と、子猫を呼ぶ声で呼んでも、動こうとしません。

そこまで頑なになるほど、家族の元に居場所がないのでしょうか?

◆ 「はみちゃんの価値、母猫に見直される」 ◆

はみちゃんは、ふつうの野良猫と違って、人間を恐れず、甘え上手だった。

もしかすると、満たされない愛情を人間に求めてたのかもしれない。

はみちゃんが、人間たちに可愛がられ、もらうエサの量が増えたので、
ブルーママは、はみちゃんを連れ、エサをねだるようになりました。

「ほら、子猫がいますよ。ごはんちょうだい」 byブルーママ

Cimg6286 
(※このポーズのはみちゃんの写真がみつかりませんでした。)

はみちゃんは、先頭きって、人間に近寄り、足にすりすり、
そして、甘えるように可愛く転がります。

Cimg4927minikannsei 
(写真がないので、イラスト&写真で)

エサ場に向かう私の60㎝先を、はみちゃんが、誘導するかのように進んでは、
何度も、転がって甘えの繰り返し。
Rara
はみちゃんは、誰でも、これをするので、近所人たちから愛されていました。

おやつもたくさんもらえます。

ブルーママは、
はみちゃんを見直したのか、親子の溝が埋ったのか、
はみちゃんは、壁際にひとりぼっちでいることはなくなりました。

Photo 祖母の下の白が、はみちゃんを見守ってるときもある

はみちゃんが、育ってこれたのは、
祖母の下の白の母乳の手助けも会ったと思う。

とはいえ、はみちゃんは、いつも孤独で、さみしそうにしてたから、
大好きな『毛糸の手袋でのキャッチボール』などで、
たくさん遊んであげようと思った矢先、
不慮の交通事故死で天国へ旅立ってしまった。

「‘みんなと平等’ではなく、私を‘特別’だと思って!」

そう、亡くなる3日前にはみちゃんが、私に悲鳴のように鳴き叫んでたのが、
目に焼きついている。

虐げられてるものにとっては、「平等」も「差別」のうち。

「平等」では、ふだんの生活と変わりなく、しいたげられたままなのだ。

もっと「特別扱い」を、はみちゃんに味あわせてあげたかったと思う。

それが、今も、心残りなのである。

2

はみだしっ子ちゃん (生まれ2017年5月頃~死亡2018年4月22日)

(おわり)

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