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2018年10月14日 (日)

子宮筋腫手術日記(2)「決断」

2015年9月29日に、子宮が壊死しかかり緊急入院したが、
2週間の治療では、治りきらなかったので、
10月10日の退院後も、しばらくは通院が続いた。

症状としては、
・点滴のしすぎでたまった水が、肺に10分の1ほど。

・完治してない子宮の炎症により、膣からピンク色の透明液体が染み出てる。

担当医師は、緊急入院から私を担当している35歳くらいの中肉中背の若い男性医師で、
気さくな性格だった。

女性が苦手な私としては、話しやすいタイプの担当医師で、ほっとした。

なれなれしい話し方でも、ムッと怒らないのがいい。

・通院(1) 2015年 10月13日 診療費 : 2740円

  採血(炎症・貧血確認)、レントゲン(肺水確認)、内診(→膣の中の診察のこと)、
  問診(医師との対話のこと)

  まだ子宮に炎症あり。貧血は改善している(→血中の鉄分量正常)。
  「痛みどめの薬」の影響で肝臓の数値悪化してるので、「痛みどめ薬」は飲まないようにとのこと。

 <痛みどめの薬> → 足の傷みで、整形外科から処方されたもの。
 退院からしばらくたった10月16日の朝、左足の甲に激痛がおこり、歩けなくなった。
 整形外科に行くと「腱鞘炎(けんしょうえん)」ということで、
 第二と第三の関節が炎症してるという。
 特に変わった行動はしてないので、子宮の炎症が、体にも影響したのかもしれない。
.

 
・通院(2) 2015年 10月27日  診療費 : 1310円
 
  採血、問診だけ。

  貧血はなし。炎症なし。肺水もなくなった。
  薬を止めたので肝臓の数値が良好に戻る。
  担当医師から、「筋腫の手術を考えるように」と、言われる。
 .

・通院(3) 2015年 12月22日 診療費 : 2040円

 採血、問診、内診
  (内診の膣内エコーの時、カーテン越しに、筋腫の大きさに驚く看護婦が声が聞こえてきた)

  医師から、「様子見」「筋腫だけ取る」「子宮ごと取る」のいずれかを決めるよう言われる
.

・通院(4) 2016年 3月22日 診療費 : 2360円.

 採血、問診、内診。

 前回の診療で今回は「血液検査だけ」と言われたのに、内診(膣内検査)があった。
 私が「手術する」と言わなかったから、嫌がらせか・・・?

私は、やじろべぇのように、心が揺らいでいた。
手術するには、もう一押しが、欲しかった。
毎朝、寝起きにおこる腰痛が治るならば、手術してもいいと思っていた。

問診の時、
背中を押してくれるような言葉を期待して、担当医師にいろいろ質問をしてみた。 

 
わたし:「毎朝、寝てから6時間経つと、腰の鈍痛で目を覚ますんです。
        痛みで再び寝付くことはできないし、
        起きようにも、こんどは、腰の痛みで、そのまま10分は動けません。
        (これは筋腫のせいですか?の意味で聞いたつもり)」

 医師: 「手術しても痛みは取れないかもよ」

 わたし:
「生理の間隔が乱れてきました。これは、閉経が近いのでは?
        (手術しなくてもいいのでは?の意味で)」

 医師: 「閉経とは、生理が完全に来なくなったことを言うんですよ」

 わたし:
「テレビでは、‘血液検査で、閉経がいつ来るかわかる’と言ってたんですけど?」

 医師: 「それは閉経間近でないとわからないよ」

 なんか会話がかみ合ってない感じ。

私は、「寝起きの腰痛」が深刻に思えるほどつらかったので、
手術で痛みが取れるならば、 いますぐにでも手術の決断をしようかと思っていたのに、 医師の、「痛みが消えるかどうかはわからない」という発言にがっかり。

  ※だいぶ後でテレビの情報で知ったことだが、寝返りが少ないと、
  内臓が神経を長時間圧迫して、腰痛がおこるそうだ。


 担当医師は、私のモヤモヤした表情に、
 「手術するかどうか、決めてこなかったの?次回までに考えてきて」と言い、

 手術の予約は、半年先になるから」と、医師は言うのだった。

.子宮の炎症もなくなったのに、通院が終わる気配がない。
私が「手術をする」というまで、膣検査が続くのかもしれない。ほとほとうんざり。

NHKのあさイチの、「更年期」特集で、
血液検査で更年期がわかると言っていた。

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よくわからないけど、閉経が近いかわかるというのも、この方法なのだろうか?
 

・通院(5) 2016年 6月10日 診療費 : 3600円 + 鉄剤 (2週間分 ) 510円
 
 採血 、内診、問診、子宮頸がん・子宮がんの検査
 
今回は、「子宮頸がん、子宮がんの検査」があった。
いつやっても、膣の中に金属機具が入る感触は苦痛で、悲鳴が出るほど痛い。
機具挿入時はおもわず全身をこわばらせてしまうから、膣がしまり機具が入らなくなり、
よく看護婦に「力を抜いてください!!」と毎度
、怒られてしまう。今回もそうだった。
痛がるのは私だけ?
看護婦は怖いし、痛いし、恥ずかしいし、この検査、いつもすべてにおいて嫌でたまらない。
何かで聞いた話しだが、こういった検査は女性より男性医師のほうが痛くなくて、上手らしい。
性交での挿入に慣れてるから、加減がわかるとかの理由で。
ともかく今回もやっぱり辛すぎて、涙が出てしまった。

 この日の血液検査で、血中鉄分が、貧血レベルの8.5に下がってしまっていた。

 輸血してから半年しかたっておらず、
 レバーなど鉄分多めな食事をとってたにもかかわらず、この数値。

 現状態の体では、自力でで自分の血を維持することができないらしい。

 この先一生、鉄剤や輸血をしないと生きていけそうもない。

 しかたなく、私は、しぼり出すように、小さめな声で「手術します」と告げた。

 当男性医師は、ぱぁっと嬉しそうな表情をみせて、
 手早く、パソコン画面を開き、画面のカレンダーの空マスを指差した。

 「今年は、この日だけ空いてる。 早くて、12月20日だね」と担当医師は言うのだった。

「開腹手術」は決定のようなので、
せめてもと、私はかすかな望みをもって、提案のつもりで次の質問してみた。

 わたし:「最近の帝王切開出産は、横に切るそうですね。
      ズボンからはみ出ないように配慮して。」

 医師
: 「赤ちゃんの頭の大きさって、どのくらいだか知ってる?
       このくらいだよ。小さいんだよ」

 と、医師は、両指で輪を作って私に見せた。

 私の筋腫は、赤子の頭よりも大きいので、縦に切るしかないと言う。

 筋腫は、ただの脂肪の固まりなんだから、刻んで取り出せばいいのに・・・。

マリリンモンローは、大昔のあの時代に、盲腸になったけど、
配慮して足の付け根に近い位置にメスを入れてもらったというのにね・・・。

私の母のおなかにも、帝王切開の、たての傷跡があり、それと同じになりたくなかった。

結婚したら名前の画数も母と同じになって、お腹のキズまで同じになるなんて、
母と同一化してきている。

旦那に、「キチガイ」と言われ、暴力振るわれる人生は送りたくない。

(と書きつつも、最近、夫から‘頭がおかしい’と言われてしまったが・・・。)

母と似た人生は歩みたくないのに・・・。運命に逆らえないの?

手術を決断した理由は、‘鉄分不足問題’のほかにもあって、
それは、その頃テレビで見た、海老蔵さんの会見だった。

妻の小林真央さんが、乳がんで闘病中という。

死の予感のする内容に、私は衝撃を受けた。

あの美しい人が、希望を捨てず、がんばって生きようとしている。

それなのに、子宮筋腫ごときで、私は逃げ続けてていいの?かと。

また、

何かの特集で見た、 
皇后美智子さまの、子宮筋腫手術の退院の映像も胸に響いた。

55歳ころの皇后美智子さまが、病院の玄関を出るなり、
迎えに待ちかまえてた天皇の肩に、目を閉じ頭をもたげていた。

55歳、手術。

私よりかなり歳上でも、子宮筋腫から逃れられない、という現実。

私は、美ボディだけが取り柄だったのに、なぜ、神様は、大事なものを奪いたがる?。

たとえば、音楽家ベートーヴェンの聴力、コメディアン榎本健一の足、つんくの声など・・・。

それはそうと、担当医師に、ずっと聞きたいことがあって、
それは、入院中に撮った私の子宮筋腫のMRIの画像。

2012年から2015年、子宮筋腫は、どう変化しただろう?

 わたし;「入院時に撮ったMRIの結果を聞いてないんですが」

 医師:「えぇ!? 去年の10月の話だよね!? あれ?見せなかった!?」
   
   と驚かれた。そして、パソコンでカルテを開き、
 
   「9.3㎝だよ」

   と担当医師はいうのだった。

  ‘9.3㎝・・・?’

  ‘な~んだ、4年前の2012年にMRIしたときと、変わってないんだ’

 と思いきや、パソコン画面に映し出された、画像には、
 「東京電力のロゴ」のようにに並ぶ4つの丸い筋腫の影があった。

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 ‘結局、手術はしなきゃダメって、ことなんだなぁ・・・’、と思ったのだった。

(つづく)

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