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2018年10月28日 (日)

子宮筋腫手術日記(4)術前にやること

◆ 入院直前のできごと 

子宮筋腫の手術予定日か決まり、しばらくたったころ、
テレビで、私と同じく子宮筋腫手術をするというタレントの矢部美穂さんのニュースを目にした。

◇ 【 タレント矢部美穂さんの子宮筋腫手術 】 ◇
2016年10月22日ごろ、テレビで、
『矢部美穂さんが子宮筋腫の手術を受けることをブログで発表した』ということが、
とりあげられていた。
筋腫は大きいもので6㎝、小さいものが8~10個があるという。
全開腹手術になるだろうとのことだったが、「UAE手術」に変更したそうだ。
それは、筋腫を大きくさせる養分や酸素を運ぶ血流を一時的に止め、
筋腫を、小さくさせたり、死滅させる方法だと言う。
10月25日に手術は終了したと、後日、報道された。

東京であれば、いろいろな手術法があり、そこから選択できるのがうらやましい。
何かを実現させるためには、交渉能力も必要になるから、
コミュニュケーションが下手な私にとっては、身近なところで解決するしか方法がない。

.

◇ 【 「立会いの日」は、本人ですら電話では教えてもらえない? 】 ◇
2016年10月31日。
夫から、
「会社に休日願を出したいので、入院中の『立ち会わなければいけない日』を聞いておいてほしい」
と、言われた。
それを聞いて、なんとマヌケな私だろうと思った。
手術の不安ばかりで、そんな大事なことを想定していなかった。
入院の日も、退院の日も、何にも知らない。
すっかり、受け身な体勢だった。

すぐに、自宅の固定電話から電話した。
日赤病院内の産婦人科の受付につないでもらうと、
「次回の診察の時ではダメですか?」と電話相手の若い看護婦は何度も言うのだった。
なので私も、
「ダメなんです。2ヶ月前までに夫の会社に連絡しないといけないので。」
と、何度も答えなければならなかった。
次回の通院日はというと、11月25日である。
入院は12月19日だから、それだと3週間前になってしまう。
どう考えたって、職場に休日願を出すには、遅すぎだ。
しかし、相手の看護婦は同じ言葉のくり返すばかりで、答えてくれないのだった。
しかたなく、質問の仕方を変えて、「じゃぁ入院日と退院日はいつですか?」と聞いてみたが、
やはり、うやむやにして、おしえてくれない。
私がしつこくきいてるせいか、電話相手が中年の女性に代わったが、
こんどは、私が何を言っても返事は無言で、
しまいには、「カルテを見てから折り返し電話します」といってきた。
私はようやく電話を切ったが、1時間以上待ってもかかってくることはなかった。
聞き方がまずかったのかと思い、夜勤で寝てた夫を起こし、
固定電話から、かけてもらったが、
夫の話力をもってしても、教えてもらうことはできなかった。

個人情報保護法で、教えてくれないのかもしれないが、
聞いてるのは、私本人。
しっかり、カルテにも書いてある自宅の電話番号からかけてるのに、
どうしたら、本人だとわかってもらえるのだろう?
他人に入院情報がもれても、私は、べつに問題はない。
情報を隠すか、隠さないかの選択を、あらかじめ聞いて決めておけばいいのに!

しかたないので、だいたいで休暇願いの日にちを決め、
夫は自身の会社に連絡するしかなかった。
子宮筋腫の手術は、珍しくはないから、
入院日がわかれば、退院の日も決まっていそうなものを。
‘ルーティン(決まりの手順)はないのだろうか?’と私は不満に思った。
.

◇ 【 術前検査 】 ◇
2016年11月25日。
問診の時に、担当医師に、立会いの日や手術の日を聞いたら、
拍子抜けするくらい、あっさり教えてくれた。
まったく、個人情報保護法ってやつは・・・(怒)。

生理を止める、リュープロレリン注射は5回目の今回で、最終だった。

この日は、手術に備えての検査があった。 
  血圧測定
  体重測定
  エイズ検査の書類にサイン (←エイズだったら前回に入院した時の輸血のせいになるよ)
  尿検査
  血液検査
  梅毒検査
  肺活量検査(筒をくわえて息を吐く)
  心電図
  胸部(?)のレントゲン
  入院の説明
  ・・・など47項目調べられた

 医療費:12490円

◇【 入院の保証人 】 ◇ 

保証人の用紙を渡され、サインをもらってくるように言われた。
保証人は、「同居してない人」でないといけないらしい。
もともと、私には親族がほとんどなく、頼める人が少なくて、結局、実母に頼るしかなかった。
できるなら義父母のほうがよかったが、姑が緊急入院してしまい、それどころじゃないし、
私の姉は、そういうことしてくれるタイプじゃない。
母は、昔から、なんでも、いやらしいほうに解釈しがちなので、病気のこと自体話したくなかった。
子供時代から、そりが合わず、いまも、週に一度は、なじられる。
母にとって私のどこが気に食わないのか、ともかく、相談できる相手ではなかった。

2016年11月29日。
勇気を振り絞って、「入院の保証人にサインして」と私は、用紙を母に差し出した。
ひわいなこと言われるのではと、ひやひやしたが、
意外なことに、母は、「何の病気なの?」と聞いたきり、追及はせず、
無言で、ささっと名前を書いてくれたのだった。

それにしても、
いったい、なんのために保証人が必要なのだろう?
治療費未払いの心配?
それならば、あらかじめ、病院側に100万円を預けておいてもかまわないし、
100万円以上かかる場合は・・・・・、銀行に残高を聞いてよ。
もしくは、万が一に死んだときの遺体の後始末の心配?
私に身寄りがないのであれば、死んだあとは、検体なり、合同葬なり、
すきにしてかまわない。

もし、大金があるものの、身寄りのない、保証人がいない孤立無援の場合は、
入院や治療ができないというのだろうか?
なんだか、日本って、めんどくさい。

・2016年12月1日 一年前の退院から、通院12回目
術前検査の検査結果を聞いただけで今回の診察は終了。
 術前検査の結果は異常なし
  血中のヘモグロビン(鉄分)12.8(正常)

男性の担当医師から、「おれが手術してあげられればよかったんだが・・・」、と残念そうに、
私の手術の執刀が別の医師になったことを告げられた。

  医察料:220円

30分もかからなかったので、駐車料金かからなかった。  
.

・2016年12月13日 通院13回目
麻酔担当の美人女医から麻酔の説明を受ける。
赤いほお紅、バサバサのつけまつげ、栗色の髪。
20代?と思われる若く、医者とおもえないほどの、なかなかの美女だった。 
  
【 麻酔の注意事項 】
  ・全身麻酔に加え、局部麻酔の腰に打つ「硬膜外麻酔」もするとのこと
   場合に寄り、神経損傷になるおそれあり。
  ・麻酔の口チューブで、かみしめるあまり、歯が折れることもあり、その時は、歯医者へ

・術前に薬を飲んでは、ダメ だそうだ
 麻酔の女医に、
 「
頭が痛かったので、バファリンを飲んだ」となにげなく告げたら、目を丸くされてしまった。
 「飲んだのは、いつ?」と聞くので、「先月かな?」と答えた。
 「
バファリンは、血液をさらさらにして、手術の時、血が固まらなくなるから、飲まないで」と、
 注意されてしまった。
 あとでメモを見たら、バファリンを飲んだのは先週だった。
 1錠しか飲んでないし、手術まで7日もあるから、それまで、体から排泄されてくれるでしょ?
 実際、12月20日の手術時に、‘血が止まらない’といった問題は聞かされてないので、
 大丈夫だったと思う。

 医療費:220円
.

◇ 【 こんな時に、頼みの姑が腰椎骨折で、緊急入院 】 ◇

私が入院中、夫のことは、義父母に任せるつもりだった。
家事は、夫が自身でできるので、「心のよりどころ」といったところだろうか。
ところが、突如、姑が入院してしまったのだった。

姑は、2016年11月19日の早朝5時、トイレに行こうと立ち上がったとき、
自分の布団のへりにつまづき、しりもちをついたところ、腰椎を骨折してしまったという。
そのまま起き上がることが出来なくなり、トイレに行けないから、
舅用に買っておいた成人オムツで用で足し、救急車を待ったそうだ。
ちゃんと診察してもらいたかったので、病院が始まる8時までの3時間、
電話を我慢してたそう。

私には、そんなふうに痛みに耐えることはできそうもない。
しかも、「オムツを利用した」だなんて、恥ずかしげも言えるなんて、すごいと思う。
私は、「12月20日の手術後直後はオムツしなければならない」ことに、屈辱を感じて憂鬱だというのに、
「老人ほど、オムツに抵抗がない」という話は本当らしい。
同年代の周囲の老人たちが、オムツを使用しだすから、
「あたりまえ」と思えるのだろう。

そんなわけで、夫は、私の入院の心配ばかりでなく、姑の見舞いと手伝い、
家にひとり残された87歳の舅の家事まで世話することになったのだった。
毎日、仕事が大変だと言っているのに、とんだことになった。

夫は痛風持ちではあるが、基本、病気をしないたちなので、
テキパキと、なんなくこなしていった。
義父母の世話は、通常、嫁の仕事だと思うが、夫は、私にやらせなかった。
夫は、孝行息子なのだ。

さて、私が、義父母にできることは、「舅への食事づくり」くらいだった。
が、しかし、けんしょう炎で、包丁もにぎれない事態で、
ふだんのように、気合を入れることが出来なかった。
手の痛みに耐えながら、がんばったが、まったく食べてもらえず、 
「ほとんど手つかず」の結果に。
舅は、もともと偏食で、姑が入院してしまったから、
気落ちして、ますます、食べられなくなってるようだった。
唯一、舅は、中華まんだけは食べられた。
私には、市販のをたくさん買って、冷蔵庫に入れてあげるしか出来なかった。

私の入院前に、一度だけ姑を見舞いに行った。
夫と舅に用事ができ、代わりに、着替えやタオルなどの入院の必要品を届けることになったのだ。
夫が姑の醜態を私にみせたくなかったようなので、行けずじまいだったが、
一度は行くべきだと私は思っていた。

12月12日、姑のパジャマなどが入った紙袋を持って病室を訪れると、
6人部屋の真ん中のベッドに、姑が布団をおなかまでかけた状態で仰向けで寝てるのが目に入った。
姑の胴には、パジャマの上から、芸人の「スギちゃん」が腰椎骨折したときにつけてたような、
ベージュ色した30㎝幅のコルセットが巻いてあるのが見えた。
わきの棚には、市販の大人のオムツが大袋4つほど、所狭しと置かれてあり、
『背骨を骨折すると、トイレはどうするのか』と疑問だったが、
やはりオムツになるのだと確信した。
「軽くあいさつをかわし」紙袋を置くと、『なにも見なかった、オムツなど気づかなかった』ふりして、
早々に立ち去ろうとしたら、頼みごとをされてしまった。
‘持ってきたものを、ベッドの下の引き出しに、入れてほしい’という。
言われるまま素直に、タオルやパジャマを仕舞い込んだが、
引き出しは、プラスチックのせいか滑りが悪くて、
押すたびに、けんしょう炎の手に激痛が走り、死ぬ思いだった。
しかも、続けて今度は、『棚にあるペットボトルのふたを開けてほしい』と、姑は言う。
しかも、5本。・・・これってなにかのたたり??
私は、走る痛みに耐えながら、なんとか500mlのペットボトルのふたを、開けきった。
姑は、私の手が、けんしょう炎だとか、手術が控えてることは知らない。
彼女は、病院からのノルマで、水分をたくさんとらなければいけないと理由を、大変そうに述べた。

姑は、私が入院中の、12月26日に退院したそうだ。

◇ 【 大人オムツの尿もれ、付け方のコツ 】 ◇
姑は、脊髄の骨折の入院中、寝たきりでオムツを利用していたのだが、
オムツをしてもすきまから尿がもれてしまう、とこぼしていた。
だから、たくさんの着替え用のパジャマとタオルが必要なのだと言っていた。
オムツの付け替えは、おそらく、看護婦がしてたのだろうが、
それでも、「オムツから尿もれ」してしまうらしい。

オムツの付け方にはコツがあるらしく、あるとき、テレビ番組で、
元おにゃんこクラブの新田恵利さんが、大人のオムツの付け方の説明していたのを
目撃した。

新田恵利さんは、88歳の実母の介護をしていて、
オムツの尿漏れに悩んでいた経験があるという。

オムツをつけるときは、きゅっと締め付けるほどに、しっかりつける、のがコツという。

このほうが、寝返りうったときによれずゴワつかず安定するのだそうだ。
結果、介助される側も、する側も、漏れを心配せず、
「もれると迷惑だから、とオシッコを我慢」という遠慮もしなくなるらしい。.

子宮筋腫の術後は、オムツを着用の予定なので、どうなるのか不安だった。
赤ちゃんのようにオムツ替えされるのかと想像すると、ものすごく屈辱的で耐えがたい。
傷の痛み同等、私には不安要素だった。

(つづく)  

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